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5日、日本では初となる高齢者住宅等ヘルスケア関連施設に特化した『ヘルスケアREIT』、日本ヘルスケア投資法人 <3308> が社東京証券取引所不動産投資信託証券市場に上場した。公開価格の150,000円に対し買い気配で始まり、午前10時33分に形成した初値は48%高の222,000円だった。

同投資法人は2013年12月に設立。ポートフォリオの組入比率目安としては、三大都市圏50%以上、中核都市部50%以下、その他10%以下としている。また、施設タイプ区分としては高齢者施設・住宅を60%以上、医療施設を40%以下、その他が10%以下である。

ヘルスケアREITとは、エクイティとして調達した資金に、銀行からの融資を加えて、2倍弱程度にレバレッジをかけて、有料老人ホーム及びサービス付き高齢者向け住宅等のヘルスケア施設を購入または建設し、それをオペレーターと呼ばれる介護施設運用者に賃貸(表面上の投資利回り7.5%以上)して、その収入から投資家に5%程度の配当利回りを提供する金融商品であり、ヘルスケアREITはオペレーターと長期一括で賃貸借契約を結ぶのが一般的であるために長期安定利回りが期待できることになる。

また、ヘルスケア施設は景気や不動産市況の影響を受けにくい資産特性があることから、ヘルスケアREITをポートフォリオに入れることにより運用リスクを低減する効果が期待することができる。

(ZUU online)

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