日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 29,157.95円 △34.77円
為替 1ドル=137.59円
売買高(東証プライム、以下同) 10億8,819万株
売買代金 2兆6675億62百万円
値上り銘柄数 624銘柄
値下り銘柄数 1,115銘柄
騰落レシオ(25日) 128.39%

市況概況

米国株は冴えない展開だったが月初の買いも見られて案外しっかりとした動き

米国株は軟調だったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が円安などを好感して堅調となったことから買い先行となった。

買い戻しを急ぐ動きなどもあって高く始まったが、寄り付きの買いが一巡となるとさすがに手仕舞い売りに押される展開となった。それでも月初の買いと見られるような買いが入り、昨日の終値を意識するところではいったん下げ渋った。ただ、さすがに手仕舞い売りに押されるものも多く冴えない展開となった。

昼の時間帯には買い戻しなども見られ、後場は再度高値を試すかのように前場の終値から上昇する場面も見られた。29,200円水準が節目となって上値が重くなると手仕舞い売りに押されて上げ幅を縮小、狭い範囲での値動きとなったが後場は行って来いという感じだった。最後の最後に買戻しが入り前日比プラスではあったが、方向感は見られなかった。

小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものも多かったが下げ渋りとなると切り返し、マザーズ指数やグロース指数は堅調だった。先物はまとまった売り買いも少なく持高調整の売り買いやヘッジの売り買いが中心で下がれば買われ、上がれば売られるということで方向感に乏しい展開だった。

堅調ではあるもののさすがに上げ一服感が出ている月初の買いは入っていたようで、最後まで値持ちは良かった。ここからは米国の経済指標や金融政策の動向を見ての動きとなるのだが、買われすぎ銘柄も多く、空売りの買戻しが一巡となってくれば一気に調整となるのだと思う。目先の需給だけの相場であり、逆に空売りが積み上がれば連休明けも堅調な地合いが続くのだろう。

テクニカル分析

日経平均

寄り天となったが、かぶせ線や包み足とならず、値持ちの良い展開が続いている。ただ、下ヒゲ陰線であり、今日の寄り付きを抜けないとなると一気に調整となるのだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。