日経平均 | 28,949.88円 ▼208.07円 |
為替 | 1ドル=134.70円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 12億3,957万株 |
売買代金 | 2兆9,924億63百万円 |
値上り銘柄数 | 1,126銘柄 |
値下り銘柄数 | 638銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 133.48% |
市況概況
連休明け高アノマリーとならず冴えない展開
日本市場が休場中の米国市場ではいったん大きく下押す場面も見られたことやダウ平均が戻り切らず、夜間取引や祝日取引で日経平均先物が冴えない展開となっていたこともあり、売り先行となった。
寄り付きの売りが一巡となった後はいったん休日前の水準まで戻す場面もあったが、戻り切らないとなると手仕舞い売りに押され節目と見られる29,000円を割り込んで軟調だった。
昼の時間帯も特に動きは見られず、後場はいったん前場の安値を下回る場面もあった。それでも前場の安値を下回ると買戻しなどもあって、今度は上値の節目と見られる29,000円を目指す動きとなった。
それでも29,000円まで戻らないとなると手仕舞い売りを急ぐ動きとなり、結局最後は買戻し一巡となったものから売られるという状況で安値圏での引けとなった。
小型銘柄は決算発表に反応したり、幕間つなぎ的に買われるものが見られ総じて堅調、マザーズ指数やグロース指数は大幅高だった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られただけで、指数を大きく方向付けるようなこともなかった。
さすがに買戻し一巡となったものから売られるという展開になっている。米国での金融不安や債務上限問題などもあって買えないのではないかとの見方や決算発表が本格化するなかで手仕舞い売りに押されるものが多くなっているということだ。
目先の需給要因や月初の買いで押し上げられたものが今度は手仕舞い売りに押されて調整となるのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
三川の形でいったん天井を付けたという形だ。今度は窓埋めで止まるかどうかということだが、やはり28,500円程度までの下落はありそうだ。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。