日経平均 | 30,916.31円 △115.18円 |
為替 | 1ドル=139.70円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 12億7,246万株 |
売買代金 | 3兆4,058億37百万円 |
値上り銘柄数 | 420銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,371銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 104.31% |
市況概況
引き続き半導体関連銘柄がけん引して堅調だが・・・
米国株はまちまちだったが、ナスダック指数が大幅高となり、日経平均先物も堅調となったことから買い先行となった。
それでも31,000円に届かず上値の重さも見られたが、寄り付きの売り買いが一巡となった後も買戻しを急ぐ動きが続き、昨日同様に半導体関連銘柄がけん引する形で日経平均は堅調だった。半導体株が高く、指数が押し上げられ、指数が押し上げられることで他の寄与度の大きな銘柄に買戻しが入るという図式で結局前場は高値引けとなった。
昼の時間帯はさすがに手仕舞い売りに押されて上げ幅縮小となり、後場も前場の終値を下回って始まった。それでも意外に値持ちもよく、31,000円を超えると売られるものの、31,000円を下回ると買戻されるということで指数は方向感に乏しい展開となった。
さすがに目先的な過熱感も強いことから、最後は手仕舞い売りに押されて上げ幅縮小、後場の安値引けで「行って来い」となったが、半導体株の買戻しは続いて指数を支え、日経平均は堅調だった。プライム市場なども売られる銘柄も多く、TOPIXは小幅安となった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く、終始冴えない展開だった。マザーズ指数やグロース指数は後場に入って売り直されて大幅安だった。先物は特に買い上がるような動きも見られず、指数を先導して押し上げることもなかった。逆に売り急ぐ動きも見られず、下がれば買い、上がれば売りというような展開だった。
半導体株以外は冴えないものが多かった。目先の需給だけの相場が続いているということで、ここからは改めて金利や業績を見直すことになるのだろうし、円安もインフレ懸念となって、金融緩和の終了を示唆するようになってくるのだと思う。金利上昇なども少し気にすることになるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
高値圏での保ち合いで値持ちも良いが過熱感は強く、いったんは25日移動平均線や基準線のサポートを確認するようなことになるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。