どんなに優れた投資法であっても再現性がなければ、結果を出すことはできません。そのため、投資意欲の高いお金持ちは再現性を重視します。

投資で得られる利益の中でも、インカムゲインはキャピタルゲインより再現性が高いとされており、お金持ちは資産運用においてインカムゲインを重視する傾向があります。

そこで当記事では、

・インカムゲインとは何か?
・キャピタルゲインとの違いは?
・なぜ再現性が高いのか?
・インカムゲイン投資にはどんな方法がある?

といった疑問にお答えしつつ、近年注目を浴びているおすすめのインカムゲイン投資として、不動産クラウドファンディングについても解説します。

目次

  1. インカムゲインとキャピタルゲインの違い
  2. インカムゲイン投資の主な方法
  3. インカムゲイン狙いの新しい選択肢、不動産クラウドファンディングとは

インカムゲインとキャピタルゲインの違い

となりの億万長者はなぜ株式投資より債券投資を選ぶのか?
(画像=Funtap/stock.adobe.com)

インカムゲインとは、金融資産を保有することによって得られる利益のことです。例えば、以下のいずれもインカムゲインです。

・預金や債券の利息
・株の配当
・不動産の家賃収入 など

これに対してキャピタルゲインとは、売却益のことです。株価の上昇やFXでの為替変動など、金融資産の価格差で得られる利益はいずれもキャピタルゲインです。相場の動向によって、金融資産の価格は常に変動しています。それを利用するのがキャピタルゲインですが、相場や景気の動向に左右されやすいため、負ける(損をする)可能性もあります。

これに対してインカムゲインは、保有し続けることで利益が積み上がっていくため、相場の動向に左右されにくく、安定性や安全性に優れた投資といえます。

債券投資もその一種で、比較的安全性が高いと言われています。それが、多くの資産を保有している富裕層が債券投資を好む理由です。

インカムゲイン投資の主な方法

個人が実践できる主なインカムゲイン投資には、以下のようなものがあります。

・配当、優待狙いの株式保有
・銀行預金
・債券投資(個人向け国債、社債、債券型投資信託、ETFなど)
・不動産投資

これらは配当や利息、家賃収入などが発生するため、長期目線でのインカムゲイン投資に適しています。

この中でも債券投資は、利回りは高くないものの安全性が高い投資として認識されていますが、近年はそうともいえない状況になっています。特にインフレが深刻化している米国では、相次ぐ利上げによって米国債の金利が高騰しており、2023年6月8日時点で米国10年債の利回りは3.79%です。

比較的安全性の高い米国の債券で4%近い利回りが得られるのであれば「無理に株に資金を回す必要はない」と考える投資家が多くなり、米国債利回りの上昇によって株価が下落するといった動きも見られます。

ここ数年の米国10年債利回りを見ると、コロナ禍が始まった2020年に上昇が始まっていることがわかります。

<米国債10年物利回り 月足 2010年9月〜2023年5月>

TradingView
引用: TradingView

東証プライム市場全銘柄の配当利回りの平均が2.28%(2023年前期)なので、「わざわざ株に資金を回す必要はない」と考える投資家や富裕層が債券投資に関心を持つのも不思議ではありません。

インカムゲイン狙いの新しい選択肢、不動産クラウドファンディングとは

先ほど、インカムゲイン投資の選択肢として不動産投資を紹介しました。不動産という裏付けがあるため、リスクを抑えながらインカムゲイン(家賃収入)を得られる魅力的な投資といえますが、ネックになるのは初期投資額です。少なくとも数千万円クラスの投資になることに抵抗がある方におすすめしたいのが、不動産クラウドファンディングです。

不動産を小口化した投資商品で、投資家は対象の不動産で得られた利益から投資額に応じたリターンが得られる仕組みになっています。利回りも5%以上のものが大半で、中には10%を超える高利回り案件もあります。もちろん、各案件はプロが厳選した優良物件なので、初心者が自分で物件を選んで不動産投資をする場合よりも成功しやすく、インカムゲイン投資をお考えの方には最適な投資商品の一つといえます。

不動産クラウドファンディングはネット上で募集案件を簡単に見つけることができますし、複数業者の案件を横断的に検索できる便利なサイトもあります。「YANUSY Funding」も便利なサイトの1つです。ぜひ一度、サイトに訪れてみてください。

(提供:YANUSY

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