日経平均 | 32,781.54円 ▼483.34円 |
為替 | 1ドル=143.33円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 16億4,127万株 |
売買代金 | 4兆4312億20百万円 |
値上り銘柄数 | 326銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,456銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 95.81% |
市況概況
買い先行となるも週末の手仕舞い売りに押されて大幅安
米国株はナスダック指数が大幅高になるなど総じて堅調で、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が買われていたこともあって本日の日本市場は買い先行となった。
それでも寄り付きの買いが一巡となった後は手仕舞い売りに押されて上げ幅を縮小、昨日終値を下回ると売り急ぐ動きとなり、さらに10時30分頃にまとまった売りが出ると一気に売られて下値を試す動きとなり、大幅安となった。節目と見られる水準でいったん下げ渋りは見られるもののさらに売り直されるということで大幅安となった。
昼の時間帯も手仕舞い売りに押され、後場も安く始まった後は戻りの鈍さを確認して売り直されるというような展開になった。
さすがに日経平均が高値から1,000円近く下落すると買戻しも入り、32,600円水準で底堅さが見られて買い戻しが入り、下げ幅縮小とって節目と見られ鵜r32,800円水準での引けとなった。特に材料がないなかで買われすぎ感が強い銘柄などを中心に持高調整の売りが一気に出たということだ。ここからは戻れば売りということになりそうだ。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く、総じて軟調、マザーズ指数やグロース指数は大幅安となった。先物はまとまった売りが散発的に見られ、指数を押し下げる要因となった。ヘッジや持高調整の売りが一気に出たということで指数を先導して下落させていた。
最後は買戻しが入ったものの高値から一気に1,000円下げるというような展開になった。さすがに下がりすぎ、売られすぎということだが、これまで急騰に次ぐ急騰となっていただけにいったん方向転換となると今度は売り急ぐ展開になるのだと思う。
戻れば売りということになりそうだが、空売りが積み上がったかどうか、買い戻しが進んで逆に押し目としての買いが増えているようだとさらに下値を試すことになりそうだ。
テクニカル分析
日経平均
日柄調整となるかと思っていたが、一気に値幅調整となりそうだ。いったんは25日移動平均線や基準線までの調整となるのだろう。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。