日経平均 | 33,575.14円 △186.23円 |
為替 | 1ドル=141.92円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 13億8,622万株 |
売買代金 | 3兆8945億07百万円 |
値上り銘柄数 | 1,119銘柄 |
値下り銘柄数 | 649銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 101.51% |
市況概況
大きな値幅で右往左往する展開
米国株がさえない展開となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も冴えない展開となったことから本日の日本市場は売り先行となった。積極的に買い上がる材料はなかったが、寄り付きの売りが一巡となると今度は買戻しを急ぐ動きとなって、一気に上値の節目と見られる33,500円を試す展開となり、前場の引けで買いが見られてほぼ高値で前場の取引を終えた。
昼の時間帯も特に動きは見られなかったが、後場は乱高下となった。先物主導で急落、急騰となり、いったん下値を試したあと急転して上値を試すというような動きになった。上値の重さが確認されると急激に上げ幅を縮小する場面もあったが、結局最後は買戻しも入り堅調となった。
小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものや出遅れ感が買われるものが目立ち総じて堅調だった。マザーズ指数やグロース指数は堅調だった。先物はまとまった売り買いで指数を動かす場面も見られたが断続的な売り買いとならず、上がれば売られ、下がれば買われるというような場面も多かった。
本日も寄り付きの売りが一巡となると指数に影響の大きな銘柄を中心に買い戻しが入り指数を押し上げる展開となった。それでも上値を買い上がるような動きでもなく、上昇も一服感が強まっている感じだ。上値の重さを確認しながら日柄か値幅の調整は続くと思われる。堅調ながらも上値の重い展開が続きそうで、指数に影響の大きな銘柄の空売り次第という状況は変わらないだろう。
テクニカル分析
日経平均
高値圏での保ち合い継続となっている。それでも徐々に上値の重さが見られれば25日移動平均線や基準線までの調整も見られるのだろう。
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