日経平均 | 33,370.42円 ▼335.66円 |
為替 | 1ドル=141.67円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 13億6,003万株 |
売買代金 | 3兆6722億35百万円 |
値上り銘柄数 | 1,065銘柄 |
値下り銘柄数 | 706銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 104.13% |
市況概況
さすがに買われすぎの修正から大幅下落
週末の米国株は軟調だったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったこともあり、買い先行となった。ただ、寄り付きの買いが一巡となるとさすがに手仕舞い売りもかさんで調整感が強まった。それでも節目と見られる33,500円水準で下げ止まると買戻しも入り、先週末の終わりまで戻して前場の取引を終えた。
昼の時間帯も手仕舞い売りに押されて冴えない展開となり、後場が始まると前場の終値を下回って始まった。それでも下げ渋り感が見られず、手仕舞い売りを急ぐ動きで一気に売られ、節目と見られた前場の安値水準でもある33,500円を割り込むと一気に次の節目と見られる33,200円を意識するところまで下落した。
今晩の米国市場が休場となることなどもあっての手仕舞い売りもあったものと思われ、最後は下げ渋りとなったが、大幅安で本日の安値圏での引けとなった。
小型銘柄は出遅れ銘柄、まだ買われていない銘柄として買われるものが多く総じて堅調、マザーズ指数やグロース指数は大幅高となった。
先物はまとまった買いが入らないとなるとちょっとした売りに押され、指数が下がることでまとまった売りが出て指数を押し下げるというような場面もあった。買戻し一巡となるとさすがに上値が重くなり、上値が重くなると買戻しを急ぐことはなくなるという状況だ。
週末の「何も変わらなから買われる」ということの反動となった。何も変わらないのに買われたから買い戻し一巡となると売られるということなのだろう。ここで空売りが積み上がれば再度上昇となるのだろうが積み上がっていなければ、いろいろなイベントも通過して持高調整一巡から手仕舞い売りに押されるものが多くなるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
先週末の上昇を打ち消すような大きな陰線となり、「行って来い」の形となった。改めて上値の重さが確認された形で、日柄か値幅の調整となるのだろう
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。