日経平均 | 33,706.08円 △220.59円 |
為替 | 1ドル=140.71円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 20億7,482万株 |
売買代金 | 5兆5600億60百万円 |
値上り銘柄数 | 1,119銘柄 |
値下り銘柄数 | 668銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 95.15% |
市況概況
日銀の金融政策決定会合を受けてヘッジの買い戻しで堅調
米国株は大幅高となったが、日銀の金融政策決定会合の結果公表を控えての持高調整の売りもかさんで冴えない始まりとなり、いったん下値を試す動きから始まった。それでも33,200円まで下げると下げ渋り冴えないながらも底堅さが見られた。
昼の時間帯に日銀の金融政策決定会合結果が発表され、何も変わらないということで下落へのヘッジで売っていた先物などの買い戻しが優勢となって後場は堅調な始まりとなった。
それでもいったん上値も重くなったが、値持ちが良いことからさらに買戻しを急ぐ動きとなって昨日の高値水準まで駆け上がった。さすがに最後は週末の手仕舞い売りもあって若干上げ幅縮小となったが、高値圏での引け、堅調な相場展開となった。
小型銘柄も金融緩和の継続が確認されたことで買い直されて高くなるものが多くなった。マザーズ指数やグロース指数は急騰となった。先物はまとまった売り買いが交錯する形だったが、後場に入ってからは買戻しを急ぐ動きもあって指数を押し上げる要因の一つとなった。
想定された通り何も変わらないということで買い急ぐ展開となった。ここからさらに空売りが積み上がったのか、買い戻しが進んで空売りも減少となったのか、で相場の方向が決まりそうだ。特に日経平均に影響の大きな比較的浮動株の少ない銘柄などの空売り状況次第では最後の急騰や最初の急落が見られるのだと思う。
買われすぎ感が強いことから、買戻し一巡となったものから売られ、さらに買戻しが進んでの急落となるのではないかと思う。
テクニカル分析
日経平均
昨日の十字足を包む形となった。「最後の抱き線」となった可能性が高く、ここから調整となるのではないかと思う。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。