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クレジットカードの選び方を解説!あなたに合ったカードの探し方は?

クレジットカードを作ろうと考えた際に、種類がたくさんあるため、どれを選べばよいか迷ってしまう人もいるでしょう。お得で便利なクレジットカードを選ぶには、年齢や年収、勤務先といった属性や利便性などを意識することも大切です。

この記事では、年齢や属性ごとにおすすめのクレジットカードを紹介します。クレジットカードの選び方で悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

クレジットカードの選び方とは

(画像=PIXTA)

クレジットカードは商品を購入したり、サービスを利用したりする際に後払いで決済できるカードです。クレジットカードの発行会社は国内に数え切れないほどありますが、ブランドはVISA(ビザ)、Mastercard(マスターカード)、JCB(ジェイシービー)、American Express(アメリカン・エキスプレス)、Diners Club(ダイナースクラブ)など数社に限られます。

発行会社やブランドによってクレジットカードのメリットが異なるため、選び方に迷ったら、各社のサービス内容に注目することが大切です。また、同じ発行会社でも、一般カード、ゴールドカード、プラチナカードのようにグレードごとの違いがあります。

クレジットカードを選ぶ基準

クレジットカードを持つ理由は人それぞれですが、クレジットカードにお得感や利便性を求めるのは多くの人に共通するところです。「コスパ」「ステータス性」「付帯サービス」などがクレジットカードを選ぶ際の基準になるでしょう。

コスパならポイント還元率や年会費、ステータス性は審査難易度、付帯サービスはETCなどに注目してみてください。

ポイント還元率や年会費などの「コスパ」

クレジットカードのポイント還元率は0.5%程度から、1.0%以上の高還元率のカードまでさまざまです。また、通常のショッピングでは0.5%でも、電子マネーと連携したり、対象のショッピングサイトや店舗で買い物したりすれば、お得にポイントを貯められるものもあります。還元率に注目する場合は、数字だけでなくどこでお得にポイントを貯められるのかもチェックしておきましょう。

年会費もコスパを大きく左右する要素です。年会費は一般カード、ゴールドカード、プラチナカードとランクが上がるにつれて上昇する傾向があります。

一般カードの中には、年会費無料のものもありますが、永年無料とは限りません。条件付きで無料の場合や初年度無料の場合もあるため、注意しておきましょう。

審査難易度による「ステータス性」

クレジットカードの審査基準は、各カード会社によって異なりますが、審査の難易度や判断材料については公表されていません。

学生や収入が不安定な人は審査基準が厳しくないといわれるカードを選択せざるを得ないでしょう。一方、ある程度年収が確保できるようになれば、審査難易度が高いとされるカードを持つことにも意味があります。ステータスの高いカードを持っていれば、空港ラウンジの利用など特典が豊富なため、自分自身のステータスを高めることも可能です。

ただし、ステータスの高いカードほど年会費も高いことが多いため、やみくもにステータスが高いカードを求めるのではなく、どのようなメリットがあるのか確認したうえで入会するようにしましょう。

キャッシングやETCなどの「付帯サービス」

還元率が低かったり、年会費が高かったりしても、付帯サービスが充実していれば、お得なクレジットカードと言えます。付帯サービスの代表例が、キャッシングやETCカードです。

キャッシングが付帯されていると、利用枠内で現金を借りられるので、急な出費にも対応できます。慌てて銀行のカードローンを申し込む必要もありません。ただし、金利が高いので注意が必要です。

また、ETCカードを作ることができるクレジットカードなら、高速料金をクレジットカードで支払えます。発行カード会社によって、ETC発行手数料や年会費が有料の場合と無料の場合があるので注意してください。

さらに、保険が付帯されているかも重要なポイントです。クレジットカードに付帯される保険には、海外・国内旅行傷害保険、海外・国内航空便遅延保険、ショッピング保険などがあります。カードによって付帯される保険や保険金額が異なるため、選ぶときには必ずチェックしておきましょう。

おすすめのクレジットカードを年代や属性別に紹介

クレジットカードの選び方について、何を重視するかは年代や属性によっても異なるでしょう。今回は、学生・10代、20代、30代、40代、個人事業主・経営者の5つのグループに分類しておすすめのクレジットカードを紹介します。

学生・10代向けのおすすめクレジットカード

学生・10代には、若年層向けのクレジットカードがおすすめです。カード会社は、一定の年齢層だけが保有できるカードを発行している場合があります。

おすすめするのは、18歳から25歳までの学生が申し込める「三井住友カード デビュープラス(学生)」です。初年度は年会費無料、翌年度以降も年1回利用すれば無料になるので、学生のお財布にもやさしいカードです。

還元率も1.0%と高く、セブンイレブンなどのコンビニでの買い物はさらに2.0%アップがうれしいポイントです。海外での利用や国内で特定条件下の利用でショッピング補償もついています。

項目 三井住友カード デビュープラス
年会費 初年度年会費無料
※通常:1,375円(税込)
※翌年度以降も年1回利用で無料
ブランド VISA
ポイント還元率 1.0%
貯まるポイント Vポイント
家族カード あり
※年会費440円(税込)
ETC あり
※年会費無料
※前年度に1度もETCカードの利用がなければ年会費550円(税込)
付帯保険 年間100万円までのお買物安心保険
スマホ決済 Apple Pay・Google Pay
タッチ決済 VISAタッチ決済
主な特徴 ・18歳~25歳の学生限定カード
・対象コンビニなどで通常ポイント+2.0%還元率
・満26歳以降グレードの高い「プライムゴールド」への切り替えも可能

20代向けのおすすめクレジットカード

社会人になると、ステータスも気になり始めるのではないでしょうか。そこで、お得さと一定のステータスを兼ね備えた20代だからこそ申し込める2枚を紹介します。

三井住友カードプライムゴールドは、海外・国内旅行傷害保険など保険内容が充実しているのがポイントです。翌年度以降、年会費は発生しますが、空港ラウンジサービス利用などの特典があるため、周囲にアピールできる一枚です。

項目 三井住友カード プライムゴールド
年会費 初年度年会費無料
※通常:5,500円(税込)
※条件次第で年会費1,650円(税込)
ブランド VISA、Mastercard
ポイント還元率 0.5%
貯まるポイント Vポイント
家族カード 1人目年会費無料
※2人目から1,100円(税込)
ETC あり
※年会費無料
※前年度に1度もETCカードの利用がなければ年会費550円(税込)
付帯保険 ・最高5,000万円の海外・国内旅行傷害保険
・年間300万円までのお買物安心保険
スマホ決済 Apple Pay・Google Pay
タッチ決済 VISAタッチ決済
主な特徴 ・全国28の空港ラウンジサービスを利用可能
・通常ポイントに加えて、月の買物合計金額5万円(税込)ごとにボーナスポイント付与
・満20歳以上30歳未満限定

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス®・カードは、26歳まで年会費無料で、さまざまな特典が受けられます。貯まったポイントの有効期限が無期限なうえ、指定日にロフトや西友・リヴィンでの買い物が5%割引です。

項目 セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス®・カード
年会費 26歳になるまで年会費無料
26歳以上は初年度年会費無料
※2年目以降3,300円(税込)
ブランド AMERICAN EXPRESS
ポイント還元率 0.1%
※円換算すると0.45%相当
貯まるポイント 永久不滅ポイント
家族カード 1人目年会費無料
※2人目から1,100円(税込)
ETC あり
※年会費無料
※1カードにつき5枚まで
付帯保険 ・最高3,000万円海外旅行傷害保険
・年間100万円までショッピング安心保険
スマホ決済 Apple Pay・Google Pay
タッチ決済
主な特徴 ・ロフトなど各種優待あり
・海外旅行からの帰国時に手荷物無料宅配サービス

30代向けのおすすめクレジットカード

30代になると特典が充実し、ステータスのあるカードを持つことがより重要になってきます。家庭をもち、支出も増えてくる年代なので、少しでも高還元率で家計にやさしいものを選ぶといいでしょう。

特典の充実と家計へのやさしさの両面を備えているのがJCB カードWです。39歳以下しか申し込むことができないカードで、年会費は無料です。

海外旅行傷害保険も付帯されており、最高2,000万円まで補償されます。年会費無料で家族カードを申し込むこともできるので、家計管理も楽です。

項目 JCB カードW
年会費 無料
ブランド JCB
ポイント還元率 1.0%
貯まるポイント Oki Dokiポイント
家族カード あり
※年会費無料
ETC あり
※年会費無料
付帯保険 ・最高2,000万円海外旅行傷害保険利用付帯
・年間100万円までショッピングガード保険(海外)
スマホ決済 Apple Pay・Google Pay
タッチ決済
主な特徴 ・Web入会限定のカード
・JCBオリジナルシリーズパートナーの利用でポイント還元率アップ

よりステータスを重視するのであれば、アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カードがおすすめです。国内外1,200カ所以上の空港VIPラウンジを利用できる「プライオリティ・パス・メンバーシップ」に無料で登録できます。また、海外旅行傷害保険が最高1億円まで補償される点も魅力的です。

項目 アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード
年会費 年会費3万1,900円(税込)
ブランド AMERICAN EXPRESS
ポイント還元率 1.0%
貯まるポイント メンバーシップ・リワード®
家族カード 1人目年会費無料
※2人目から1万3,200円(税込)
ETC あり
※年会費無料、新規発行手数料935円(枚/税込)
付帯保険 ・最高1億円海外旅行傷害保険
・年間500万円までショッピングガード保険
・スマートフォン・プロテクション
スマホ決済 Apple Pay
タッチ決済 あり
主な特徴 ・カードの不正使用を防ぐために、不審なカード取引を早期に探知するシステムを導入
・カード継続のたびにスターバックスチケットなどの特典あり

■40代向けのおすすめクレジットカード

40代になると、すでに使い続けているクレジットカードが一枚はあるでしょう。新たに作る際は、今までとは違った特典やメリットがあるものを選ぶのがおすすめです。

まずは今使っているカードに旅行保険が付帯されているのか、ラウンジサービスなど充実したサービスがあるのか、還元率は高いのかといった点を見直してみてください。今回はステータス面に着目し、2枚のプラチナカードを紹介します。

三井住友プラチナカードはサービスが充実している点がメリットです。対象ホテルのスイートルームが50%オフで利用できたり、自宅と空港の間を往復で国際線手荷物を2個まで無料宅配してもらえたりと、年会費5万5,000円(税込)に充分値する内容です。

項目 三井住友カード プライムゴールド
年会費 初年度年会費無料
※通常:5,500円(税込)
※条件次第で年会費1,650円(税込)
ブランド VISA、Mastercard
ポイント還元率 0.5%
貯まるポイント Vポイント
家族カード 1人目年会費無料
※2人目から1,100円(税込)
ETC あり
※年会費無料
※前年度に1度もETCカードの利用がなければ年会費550円(税込)
付帯保険 ・最高5,000万円の海外・国内旅行傷害保険
・年間300万円までのお買物安心保険
スマホ決済 Apple Pay・Google Pay
タッチ決済 VISAタッチ決済
主な特徴 ・全国28の空港ラウンジサービスを利用可能
・通常ポイントに加えて、月の買物合計金額5万円(税込)ごとにボーナスポイント付与
・満20歳以上30歳未満限定

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス®・カードは、26歳まで年会費無料で、さまざまな特典が受けられます。貯まったポイントの有効期限が無期限なうえ、指定日にロフトや西友・リヴィンでの買い物が5%割引です。

項目 三井住友カード プラチナ
年会費 5万5,000円(税込)
ブランド VISA、Mastercard
ポイント還元率 0.5%
貯まるポイント Vポイント
家族カード あり
※年会費無料
ETC あり
※年会費無料
付帯保険 ・海外旅行傷害保険(最高1億円)
・国内旅行傷害保険(最高1億円)
・航空便遅延保険
・お買物安心保険<動産総合保険>(年間最高500万円)
スマホ決済 Apple Pay
タッチ決済
主な特徴 ・カードの利用金額に応じてVJAギフトカードをプレゼント
・コンシェルジュサービスで年中旅行予約対応

TRUST CLUBワールドエリートカードは通常のショッピングで1%の還元率のうえ、有効期限も設定されていないので安心です。年会費は14万3,000円(税込)と高額ですが、国内外の空港ラウンジ利用や幅広い付帯保険など充実した内容になっています。

項目 TRUST CLUBワールドエリートカード
年会費 14万3,000円(税込)
ブランド Mastercard
ポイント還元率 4.0%
※円換算すると1.0%相当
貯まるポイント TRUST CLUB リワードポイント
家族カード あり
※年会費無料
ETC あり
※年会費無料
付帯保険 旅行傷害保険 最高1億円(自動付帯)
ショッピング・リカバリー年間500万円まで ※利用条件付き
キャンセル プロテクション年間20万円まで ※利用条件付き
ゴルファー保険最高1億円(自動付帯)
交通事故傷害保険/賠償責任保険付き(自動付帯)
スマホ決済 Apple Pay
タッチ決済 Mastercard®コンタクトレス(非接触決済)
主な特徴 ・対象店舗で2人以上の予約で食事するとコース代金1人分無料
・カード情報を裏面に集約し、カード番号などを盗み見されるリスクを軽減

個人事業主や経営者向けのクレジットカード

個人事業主や経営者向けのクレジットカードは、立ち上げたばかりの会社の代表者かハイクラスのカードを求めている代表者かによっても異なります。

立ち上げたばかりの個人事業主・経営者であれば、特典内容やステータスよりも利便性を重視したfreeeカードがおすすめです。

freee MasterCardは決算書なしで、Webで申し込むことができるため、創業期からすぐに使用できます。会計ソフトfreeeの利用者なら、利用金額を会計ソフトに連動することが可能です。

項目 freee MasterCard
年会費 無料
ブランド Mastercard®
ポイント還元率 なし
貯まるポイント
従業員カード 最大3枚まで
ETC 1枚まで
付帯保険
スマホ決済
タッチ決済
主な特徴 ・設立直後や事業所得が低い状態でも審査可能
・Web上で手続き可能で、最短4日でカードが届く

ステータス性を重視する代表者には、法人口座決済用Mastercard® Black Card™がおすすめです。1.25%の高還元率が魅力で、会食や出張などさまざまなビジネスシーンで効率よくポイントを貯めることができます。コンシェルジュのパーソナルサービスもついているので、出張手配も便利です。

項目 法人口座決済用 Mastercard® Black Card™
年会費 11万円(税込)
ブランド Mastercard
ポイント還元率 1.25%
貯まるポイント キャッシュバックも可能
従業員カード 最大4人
ETC 1枚まで
付帯保険 ・海外旅行傷害保険(最高1億2,000万円)
・国内旅行傷害保険(最高1億円) ・航空機遅延費用
・ショッピングガーディアン保険(最大300万円)
スマホ決済
タッチ決済
主な特徴 ・ポイントは賞品交換なら最大還元率2.75%
・24時間365日コンシェルジュのパーソナルサービスを利用可能

クレジットカードを手に入れて生活をもっと豊かに

クレジットカードがあれば、ネットショッピングや店舗での買い物が便利になります。また、買い物するたびに一定の還元率が見込める点も魅力的です。

クレジットカードの選び方は、年代や属性に応じてコスパやステータスなどに注目することがポイントです。紹介した基準を参考に、長く使えるお気に入りの一枚を見つけてください。

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