この記事は2023年7月6日に「CAR and DRIVER」で公開された「【復刻版カタログ】栄光のネーミング、「カレラ」が復活した最終930ボディ。ポルシェ911の卓越のダイナミズム」を一部編集し、転載したものです。


【復刻版カタログ】栄光のネーミング、「カレラ」が復活した最終930ボディ。ポルシェ911の卓越のダイナミズム

’84 PORSCHE 911(E-9114型)

ポルシェ911

カタログは“930ボディ“の最終進化バージョンとなる1984年(44㌻編集/実寸280×250mm)の日本版。1984年モデルは、1977年以来、途絶えていた栄光のネーミング”Carrera=カレラ”が復活したのがポイント。カレラは空冷水平対向6気筒OHCユニットを従来の3ℓから3.2ℓに拡大。欧州仕様は過去最高の231ps/5900rpmをマークしました(排出ガス対策を徹底した日本仕様は215ps/5800rpm)。トランスミッションは5速MT。ボディタイプはクーペ/タルガ/カブリオレの3種。ボディサイズは全長×全幅×全高4300×1650×1350mm。なおシリーズトップモデルとして、3.2ℓフラットシックス(日本仕様285ps/5300rpm)を搭載した“ターボ”もラインアップしていました。このカタログの冒頭には「ポルシェは、最も純粋なフォルムでのドライビングを目指す」というフェリー・ポルシェ氏のメッセージが掲載されています。

※資料提供/ブックガレージ

【復刻版カタログ】栄光のネーミング、「カレラ」が復活した最終930ボディ。ポルシェ911の卓越のダイナミズム
【復刻版カタログ】栄光のネーミング、「カレラ」が復活した最終930ボディ。ポルシェ911の卓越のダイナミズム
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【復刻版カタログ】栄光のネーミング、「カレラ」が復活した最終930ボディ。ポルシェ911の卓越のダイナミズム
Writer:カー・アンド・ドライバー編集部、Photo:PORSCHE

(提供:CAR and DRIVER