日経平均 | 32,419.33円 △475.40円 |
為替 | 1ドル=138.76円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 12億6,200万株 |
売買代金 | 3兆2828億58百万円 |
値上り銘柄数 | 1,089銘柄 |
値下り銘柄数 | 668銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 138.76% |
市況概況
買い先行で始まり、いったん売られたものの切り返して大幅高
米国株が堅調、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物高かったことから買い先行となった。寄り付きの買いが一巡となると手仕舞い売りに押されて節目と見られる32,000円を割り込み、昨日の終値を意識するところまで上げ幅を縮小する場面もあった。
それでも32,000円を割り込むと底堅さが見られ、底堅さが見られると買戻しを急ぐ動きなどで一気に切り返し大幅高となった。32,300円の節目を超えると上値も重くなったが、値持ちの良い展開だった。
昼の時間帯も買い直しが見られ、後場も高く始まった。寄り付きの買いが一巡となっても売り急ぐということでもなく、いったん節目と見られる32,500円を試して上値は重くなったものの値持ちはよく、指数は小動きとなった。買われすぎ感が強い銘柄に再び空売りが積み上がったような状況からの切り返し、そして値持ちが良いということで結局最後まで値持ちはよく大幅高となった。
小型銘柄も目先的に売られたものが買い直されるという展開でマザーズ指数やグロース指数は大幅高となった。先物も散発的にまとまった買戻しなども見られ指数を押し上げる場面が見られた。売り一巡感や明日のオプションSQ(特別清算指数)算出へのヘッジなどから買い急ぐ場面もあった。
今日も寄り天かと思われたが、急転直下の反発となりさらに大きな上昇となった。何がどうしたということでもなく、買戻しを急ぐ動きから指数に影響の大きな銘柄が買われたということだ。日経平均の買いが見られたようでもあり、先物の買戻しから指数が押し上げられた。32,500円を抜けないことには目先的な底入れ感も出ず、まだまだ32,000円前後での動きが続くのではないかと思う。
テクニカル分析
日経平均
基準線までも戻らなかったが、遅行スパンがローソク足にサポートされた形となっている。明日も急上昇するようであれば、遅行スパンがローソク足にサポートさらながら上値を試すことになるが、明日が安ければ逆に下値を試すことになるのだろう。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。