日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 31,943.93円 ▼259.64円
為替 1ドル=139.35円
売買高(東証プライム、以下同) 13億9,078万株
売買代金 3兆3989億87百万円
値上り銘柄数 464銘柄
値下り銘柄数 1,313銘柄
騰落レシオ(25日) 98.22%

市況概況

買い先行で始まったものの寄り付きだけで一時大幅安

米国株が堅調で夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったことから買い先行となった。それでも寄り付きの買いが一巡となると手仕舞い売りに押されて冴えない展開となり、あっさりと昨日の終値を下回ると一気に大きく下落し、32,000円の大台を割り込んで大幅下落となった。

その後はいったん31,900円水準で下げ渋ったものの、さらに31,800円を割り込むところまで売られた。さすがに31,800円水準で下げ止まり、買戻しも入って下げ幅縮小しての引けとなった。

昼の時間帯も特に買い材料もなく、冴えない展開が続き、後場に入っていったん戻りかけたが何度か32,000円を超えては売られるという状況で、32,000円前後で小動きとなり、引けを意識する時間帯になると手仕舞い売りに拍車がかかり、結局は安値圏での引けとなった。踏み上げ相場も終わり、今度は下値を試すことになるのだろう。

小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く総じて軟調だった。マザーズ指数やグロース指数は大幅安となった。先物もまとまった売り買いも特に目立たなかったがちょっとした売りが出ると一気に下げる感じで買い気に乏しい展開だった。

ここのところの相場は寄り付きから戻しても結局売られる。高く寄り付いても結局売られるということであり、大踏み上げ相場も終焉となった感じだ。下値模索ということで買われすぎた銘柄から売られることになるのだろう。

日銀の金融緩和の終了なども取りざたされてきそうであり、冴えない展開が続くのだろう。指数に影響の大きな銘柄に空売りが積み上がれば再度踏み上げ相場も期待できるが当面は無理ではないかと思う。

テクニカル分析

日経平均

遅行スパンがローソク足に上値を抑えられるかサポートされるかということになっている。明日、明後日の動きで当面の方向が決まりそうだ。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。