日経平均 | 32,700.94円 △396.69円 |
為替 | 1ドル=141.51円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 12億8,594万株 |
売買代金 | 2兆9727億84百万円 |
値上り銘柄数 | 1,501銘柄 |
値下り銘柄数 | 280銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 95.84% |
市況概況
指数先行で買われたが節目を抜け切れず上値の重い展開
週末の米国株は冴えない展開となったが、日銀の金融緩和継続報道などもあって夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物買われていたことから、週明けの日本市場は買い先行となった。
寄り付きの買いが一巡となった後も買戻しや出遅れ感から買い急ぐ動きもあって、節目と見られる32,800円水準までの上昇となった。それでも32,800円を超えずに上値の重さも見られ手仕舞い売りに上げ幅縮小して前場の取引を終えた。
昼の時間帯には買戻しを急ぐ動きもみられ、先物が節目とみられる32,800円を超える場面もあったが、後場は高値更新して始まったものの、寄り付きの買いが一巡となると手仕舞い売りに押され、値持ちは良いものの上値の重い展開となった。節目を抜け切れなかったことで手仕舞い売りに押されるものも見られた。それでも最後は値持ちの良い展開で日経平均は大幅高だった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものも多く総じて上値の重い展開だった。マザーズ指数やグロース指数は堅調だった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られ、指数を動かす場面もあったのだが、買いにも売りにも追随するような動きは見られず、上がれば売られ、下がれば買われるというような持高調整の売り買いが中心となっていたような感じだった。
決算発表が本格化するなかで日銀の金融緩和継続期待から買戻しを急ぐ動きとなっている。緩和継続がどこまで織り込まれているのか、ヘッジの売りがどれだけ積み上がるのかということで今後の動きが決まりそうだ。日銀の金融緩和継続がはっきりとするまでは上がれば売られ、下がれば買われるということで売り買いのヘッジ取引が中心なのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
気迷い線となった。ここで底値を付けたという感じもあり、保ち合い相場続いているということだろう。25日移動平均線や基準線までの戻りが期待される。
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