日経平均 | 32,490.52円 ▼405.51円 |
為替 | 1ドル=139.46円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 11億7,818万株 |
売買代金 | 2兆9627億09百万円 |
値上り銘柄数 | 498銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,264銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 92.51% |
市況概況
米国株は堅調だったが手仕舞い売りに押されて大幅下落
米国株は堅調だったが、昨日の大幅高の反動もあり夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が冴えない展開となったことから売り先行となった。
寄り付きの売りが一巡となった後は買戻しも入り一瞬切り返す場面も見られたがすぐに売り直されて下値を試す動きとなった。戻れば売りという状況から、上がらないから売りという状況になって指数先行で大きな下落となった。
昼の時間帯も手仕舞い売りに押され、後場も下値を試す始まりとなった。それでも節目と見られる32,500円を割り込まないということでいったん戻りかけたが戻りが鈍く、売り直されて何度か32,500円を試す展開となった。結局、最後は32,500円を割り込んで売り急ぐ動きとなり安値圏での引けとなった。特に何があったということでもなく目先の需給だけの相場で売りが嵩んだということなのだろう。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く冴えない展開となった。マザーズ指数やグロース指数は大幅安だった。先物はまとまった売りが散発的に見られるという展開で指数を下押す場面が見られた。買戻しも入り下げ渋りから指数を下支えする場面もあったが大きく持ち上げるだけの買いも入らなかった。
決算発表が本格化する前に目先的に買われすぎ感が強いものが手仕舞い売りに押されたということだ。買戻しで指数が押し上げられて、それに連れて買われすぎたものが改めて売り直された。全体として買い気に乏しいというか上値を買い上がるような参加者が少ないということだ。
金融緩和の継続や好調な決算が確認されないと買えるものも変えず、いったん手仕舞うということなのだろう。買戻し一巡となったものから売られ、空売りが積み上がらないとさらに大きく下げることになりそうだ。
テクニカル分析
日経平均
気迷い線が続いている。米国株高で買戻しが入ったが、それ以上には買われないという状況だ。保ち合いの上限となるのか、下限となるのか、次の足で決まりそうだ。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。