日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 32,682.51円 ▼18.43円
為替 1ドル=141.46円
売買高(東証プライム、以下同) 14億9,424万株
売買代金 3兆0877億45百万円
値上り銘柄数 1,075銘柄
値下り銘柄数 686銘柄
騰落レシオ(25日) 95.97%

市況概況

上値も下値も確認して結局方向感は見られず

米国株も堅調ながらも上値が重く、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も買い切れない展開となったこともあり、昨日の終値水準での始まりとなった。

ただ、寄り付きの売り買いが一巡となると手仕舞い売りに押されるものが見られ、特に指数に影響の大きな銘柄が下落したことで日経平均は軟調だった。値上がり銘柄数が値下がり銘柄数の倍くらいあるなかで日経平均は軟調だった。

昼の時間帯にも手仕舞い売りに押される展開で後場も冴えない始まりとなった。上値の重さが嫌気されていったん前場の安値を下回るなど下げ幅を拡大する場面もあったのだが、32,500円水準まで下げると買戻しも入って下げ止まり、じりじりと値を戻す形で最後は小幅安水準まで下げ幅を縮小して引けた。TOPIXは小幅高だった。

小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多かったが、売り急ぐこともなく冴えない展開ながらも底堅さも見られた。マザーズ指数やグロース指数は軟調だった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られたものの指数を大きく動かすこともなく、上がれば売られ、下がれば買われるというような展開だった。

日米欧の金融政策が決定される週ということで方向感に乏しい展開となった。先週来持高調整の売り買いが一巡となった感もあり、上がれば売られ、下がれば買われるという展開になっている。

空売りが積み上がるかどうかということで今後の動きも変わってくると思うがまだまだ保ち合いが続くということで上がれば売られ、下がれば買われるということなのだろう。買われすぎ銘柄の上値も重くなるのだろうし、売られすぎ銘柄の下げ渋りも見られるだろう。

テクニカル分析

日経平均

気迷い線となった。ここで底値を付けたという感じもあり、保ち合い相場続いているということだろう。25日移動平均線や基準線までの戻りが期待される。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。