日経平均 | 32,249.31円 ▼127.98円 |
為替 | 1ドル=143.09円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 13億4,962万株 |
売買代金 | 3兆0413億88百万円 |
値上り銘柄数 | 763銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,004銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 95.91% |
市況概況
買い気に乏しく冴えない展開
米国株が軟調で夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が安かったことから、本日の日本市場は売り先行となった。寄り付きからの売りが一巡となった後は買戻しも入り堅調となる場面もあったが、昨日の終値を上回ると今度は手仕舞い売りに押され、本日の安値圏で前場の取引を終えた。
昼の時間帯も手仕舞い売りに押される展開となり、後場も前場の安値を下回っての始まりとなった。ただ、節目の一つとみられる32,200円を割り込むと買われ、上回ると売られるという状況で方向感に乏しく、底堅さが見られることから買戻しが入ると32,300円を目指す動きとなった。それでも最後まで買い切れるということでもなく、最後は手仕舞い売りに押されて結局32,200円水準での安値圏での引けとなった。
小型銘柄は昨日の反動もあって堅調なものが多くなった。マザーズ指数やグロース指数は堅調だった。先物はまとまった売り買いも少なく、指数を大きく動かすことはなかった。目先の持高調整の売り買いが中心と見られ、下がれば買われ、上がれば売られるというように方向感が見られなかった。
下値模索という状況だが、売り急ぐ動きも、材料もなく下げ渋りとなった。ただ、中国の景気鈍化懸念やその影響、そして金融緩和の終了が取りざたされるなかでの金融不安も頭をよぎり、買えない状況が続いている。まだまだ疑心暗鬼の相場であり、空売りが積み上がらない限り上がらないという感じだ。さらに下値を試すこともありそうで、買えない状況が続くのだろう。
テクニカル分析
日経平均
気迷い線が続く中で冴えない展開となった。雲の中での動きであり、上値は重そうで、いったん75日移動平均線のサポートを確認するような場面もあるのだと思う。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。