日経平均 | 32,377.29円 △122.73円 |
為替 | 1ドル=143.17円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 14億9,842万株 |
売買代金 | 3兆6710億36百万円 |
値上り銘柄数 | 993銘柄 |
値下り銘柄数 | 772銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 95.91% |
市況概況
堅調ながらも上値の重い展開
米国株が堅調となり夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が堅調となったことから、本日の日本市場は買い先行となった。寄り付きの買いが一巡となった後はいったん上げ幅縮小したもののすぐに切り返し、節目と見られる32,500円を超える場面もあった。
ただ、さすがに32,500円を超えると買えないということで上値は重く、上値の重さが嫌気されると売り直され、昨日の終値を下回る場面もあった。それでも安値を下回ったことで売り一巡となり、再度買い直されて前場の取引を終えた。
昼の時間帯は特に動きは見られず、後場も前場の終値近辺で小動きとなった。32,400円をつけなかったことで手仕舞い売りに押され32,300円まで下がらないから買戻しが入るということで方向感は見られなかった。引けを意識する時間帯からは値持ちの良さを好感するような形で買戻しを急ぐ動きも見られ、32,400円を超える場面もあったが、買戻しも限られ結局は上値の重い展開となった。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く総じて軟調だった。マザーズ指数やグロース指数は大幅安だった。先物はまとまった売り買いも少なく、指数を大きく動かすことはあまりなかった。ただ、下がれば買いが入るというような状況だった。
戻りを試す動きとなったが、指数に影響の大きな銘柄の空売りが減少していることもあり、指数を押し上げるような買いは見られなかった。特に売り買いを急ぐような材料もなく、上がれば売られ、下がれば買われるということで節目を確認するような一日となった。先行きへの警戒感が強く、円安にも反応できないというような感じで、まだまだ下値模索が続くということなのかもしれない。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線までも戻らず、気迷い線となった。25日移動平均線に上値を押さえられながら75日移動平均線まで下押すこともありそうだ。
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