日経平均 | 31,766.82円 ▼472.07円 |
為替 | 1ドル=145.41円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 13億8,304万株 |
売買代金 | 3兆1410億96百万円 |
値上り銘柄数 | 361銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,425銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 106.37% |
市況概況
米金利上昇懸念、中国の景気後退懸念から買戻し一巡となったものから売られる
米国株が軟調となったことで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られ、本日の日本市場は売り先行となった。
寄り付きは節目と見られる32,000円を下回って始まり、寄り付きの売りが一巡となった後は買戻しも入ったが、32,000円台復帰とならず、再度売り直されて大きな下げとなった。さらに下値の節目と見られる21,800円を割り込むと買い戻しも見られたが戻りは鈍く総じて軟調となった。
昼の時間帯も特に買い急ぐ動きは見られず、買戻しが入って下げ渋って後場は始まった。それでも特に買い急ぐ動きは見られず、手仕舞い売りに押されるとさらに下値を試す動きとなった。
前場の安値を下回ると買戻しも入ったが、大きく戻すということでもなく、買戻しの力も鈍く結局は安値引けとなった。買い気に乏しいなかで空売りも積み上がらず、手仕舞い売りに押される展開となった。
小型銘柄も見切り売りに押されるもの、リスク回避=信用収縮から売られるものが多く総じて大きな下落となった。マザーズ指数やグロース指数は大幅安だった。先物はまとまった買いはほとんど見られず、まとまった売りが出ると指数が押し下げられるという状況で下に下にという雰囲気だった。買戻しで下げ渋っても売り直されるという感じだった。
昨日は中国の景気指標に対してほとんど反応はなかったものの、米国で中国の景気鈍化懸念が強まると中国リスクを取りざたして売り直される展開となった。2015年夏の「チャイナショック」と言われた信用収縮からの暴落を想起させるような展開となった。
下値模索がまだまだ続くということで戻れば売りと言うことなのだろう。空売りが積み上がらないと今度は売りが売りを呼ぶような場面も出てくるのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
75日移動平均線でいったんは下げ止まったのだが売り直され、75日移動平均線を下回る展開となった。こうなると雲のサポートを期待するということになるが、雲の下限までの下落の可能性も考えておくと良いと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。