日経平均 | 32,238.89円 △178.98円 |
為替 | 1ドル=145.48円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 13億5,621万株 |
売買代金 | 3兆0675億15百万円 |
値上り銘柄数 | 1,061銘柄 |
値下り銘柄数 | 716銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 112.23% |
市況概況
買い先行となるも上値も限定的
米国株が堅調となったことを受けて夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、本日の日本市場は買い先行となった。ただ、寄り付きの買いが一巡となったあとは上値も重く、上値の重さが確認されるとまとまった売りに押されるという状況で堅調ながらも冴えない展開となった。指数に影響の大きな銘柄が目先的に売られていたことで買い戻されて指数を押し上げただけという感じだった。
昼の時間帯も特に動きは見られず、後場に入ると一段と上値も重くなった。前場の高値を試すような場面もあったが、買いが続かず、買戻し一巡となったものから売られるということで指数もじりじりと下げる展開となった。売り急ぐ動きは見られず、ところどころで買戻しも見られたが、戻りの鈍さを確認しては売り直されるということで上げ幅を縮小、本日の安値圏での引けとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く総じてさえない展開となり、マザーズ指数やグロース指数は軟調だった。先物はまとまった売り買いは少なく、散発的に見られるだけで方向感に乏しい展開となった。目先の小口商いが中心で指数を動かすことも方向づけることもなかった。
中国の景気指標が芳しくなかったのだが、その影響はあまりなかったようだ。日本のGDP(国内総生産)も発表されたが特に買い上がるような数字でもなく、反応は限定的で目先の需給だけで右往左往しているような感じだ。
お盆休みということもあるのだろうが、米国債の格下げに端を発した信用収縮や中国のデフレ、景気鈍化懸念が相場全体の足を引っ張っている。それだけ懸念材料が多いので戻れば売りという展開が続くのだろう。
テクニカル分析
日経平均
持高調整の売り買いが一巡となった感じで方向感が見られない。75日移動平均線のサポートを確認するような場面も出てくるのだと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。