日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 31,856.71円 △291.07円
為替 1ドル=146.05円
売買高(東証プライム、以下同) 11億4,713万株
売買代金 2兆7279億27百万円
値上り銘柄数 1,329銘柄
値下り銘柄数 444銘柄
騰落レシオ(25日) 111.05%

市況概況

特に材料があるわけではないが、半導体関連銘柄や輸出関連銘柄が高い

米国金利の上昇や中国の景気後退懸念からの売りも一服となったことで買い戻しなどが入り買い先行となった。

寄り付きの買いが一巡となった後も堅調な地合いが続いたが、一時手仕舞い売りに押されて上げ幅を縮小するなど、目先の持高調整の色合いが濃い展開となった。改めて上値の重さを確認するように32,000円を意識すると買えないという感じだった。

昼の時間帯は買い戻しも入り、後場は前場の高値を試すような動きも見られた。それでも買戻しは入るものの積極的に買い上がるような動きも見られず、上値の重い展開となった。

それでも引けを意識する時間帯には値持ちの良さから買戻しを急ぐ動きになり、指数は大幅高、高値圏での引けとなった。半導体関連銘柄や輸出関連銘柄などが買い戻しも交えて買い直され指数を押し上げる展開となった。

小型銘柄は指数先行で上昇する相場で置いてけぼりになった形で堅調ながらも上値の重い展開だった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られたものの、売り買いを急ぐような場面も少なく、どちらかというと上がれば売り、下がれば買いというような感じだった。

下値模索の中での戻しということなのだと思う。半導体関連銘柄や輸出関連銘柄などの買戻しが指数を押し上げる展開となった。特に買い材料があったということでもないが、目先の持高調整の売り買いが中心となっている。

日経平均が32,000円を超えたところで空売りが積み上がれば踏み上げ相場となるのだろうが、積み上がらなければ再度下値を試す動きになるのだろう。

テクニカル分析

日経平均

保ち合いを上に放れたように見えるがまだ75日移動平均線や32,000円を意識して上値が重くなっている。ここで75日移動平均線を抜ければ再度上値を試すのだろうが、逆に押さえられるようであれば再度下値を試すことになるのだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。