日経平均 | 31,450.76円 ▼175.24円 |
為替 | 1ドル=145.36円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 12億5,069万株 |
売買代金 | 2兆8832億14百万円 |
値上り銘柄数 | 334銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,449銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 103.48% |
市況概況
大きな流れは変わらず、米国株安を受けて売りが先行、下値模索が継続
米国株が売られたことで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が安く、本日も売り先行となった。寄り付きの売りが一巡となった後は指数に影響の大きな半導体関連銘柄などが買われて指数を押し上げ下げ幅縮小となった。
節目と見られる31,500円を超えると一気に昨日の終値を上回る水準まで買われた。ただ、さすがに買戻し一巡となると手仕舞い売りに押されるものも見られ、節目と見られる31,500円台は保っての引けとなった。
昼の時間帯には週末ということでの手仕舞い売りも見られ、後場は31,500円を下回っての始まりとなった。節目を割り込んだことで今度は31,500円が上値という展開になり、上値の重さが嫌気されて前場の寄り付きの安値を試すような動きになった。前場の安値である31,300円を意識するとさすがに買戻しも見られ、31,500円水準までは戻さなかったものの最後は下げ渋りとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く総じて軟調だった。マザーズ指数やグロース指数は大幅安に近い下げとなった。先物はまとまった売り買いも少なく、指数を大きく動かすような場面もほとんど見られず、寄り付いたあとは上がれば売り、下がれば買いというような方向感に乏しい展開だった。
下値の節目を確認するような模索状態となっている。中国リスクや米国債の下落からの信用収縮に伴う持高調整の売りに押される展開となっており、リスク回避ということで買われすぎ銘柄の修正安が続いている。
まだまだ下値模索という状況が続くのではないかと思われ、ちょっとした悪材料が出ると大きく売られることになりそうだ。ただ、買われすぎ銘柄から売られすぎ銘柄への資金シフトも見られ、個別には買える銘柄も出てきそうで、指数自体もここからは底堅さが見られるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
一目均衡表の雲の下限水準でのサポートを確認するような展開になりそうだ。ちょうど31,000円水準から下値を切り上げるところでもあり、底堅さが見られれば75日移動平均線まで戻すのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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