日経平均 | 31,626.00円 ▼140.82円 |
為替 | 1ドル=146.32円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 14億4,159万株 |
売買代金 | 3兆2976億81百万円 |
値上り銘柄数 | 562銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,214銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 106.37% |
市況概況
引き続き信用収縮の流れて買われすぎ銘柄を中心に売られ一時大幅安
米国株が引き続き軟調、特にナスダック指数が大幅安となったことから夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られ、本日の日本市場も売り先行となった。
寄り付きの売りが一巡となった後も下値を試すように売り急ぐ動きとなり、節目と見られる21,500円を割込み大きな下落となった。さすがに21,300円まで下がると買い戻しも見られて下げ幅縮小となったが、比較的大きな下げとなった。
昼の時間帯には買い戻しも見られ、後場は節目と見られる21,500円を超えて始まり、寄り付きの高値を試す動きとなった。値持ちが良いところから買い戻しも入ったが21,700円まで戻すと今度は手仕舞い売りに押される形で再度じり安となった。それでも何とか値持ちの良いものも見られ、下げ幅を縮小しての引けとなった。
小型銘柄も引き続き手仕舞い売りに押されるものが多かった。マザーズ指数やグロース指数は買い気に乏しく軟調だった。先物もまとまった売り買いが散発的に見られたものの、断続的な売り買いは見られず、下がれば買い、上がれば売りというような雰囲気だった。
引き続き米国債券の金利上昇や中国景気に対する警戒から売り急ぐ場面も見られた。当面はスタグフレーション懸念、インフレ懸念に加え、中国リスクや米国債利回り上昇による信用収縮の流れから冴えない展開となるのだろう。
急落となれば反発もするのだろうが、上値の重さが確認されては売り直されるということになりそうだ。空売りが積み上がらないとさらに下値模索が続くのだろう。
テクニカル分析
日経平均
75日移動平均線を下回って下値模索となっている。雲の下限水準まではまだ間があるが、下ヒゲの長い寄り引け同事線となったことで下げ渋り感が出ている。ここから戻りを試す動きも期待されるが、いったんは雲の下限のサポートを確認するような場面もあると思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。