日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 32,010.26円 △153.55円
為替 1ドル=145.64円
売買高(東証プライム、以下同) 10億6,150万株
売買代金 2兆5093億14百万円
値上り銘柄数 1,510銘柄
値下り銘柄数 354銘柄
騰落レシオ(25日) 112.71%

市況概況

売り先行となるも値持ちの良さから買戻しが入り32,000円台回復

米国株はまちまちで、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が軟調となったことから、本日の日本市場は売り先行となった。ただ、寄り付きの売りが一巡となると買い戻しも入って一気に戻し、昨日の高値を超えて上値を試す動きとなった。いったん上げ幅を縮小したものの売り急ぐことでもなく、値持ちの良さが好感されて買い直され高値圏での引けとなった。

昼の時間帯は前場に32,000円まで届かなったこともあって手仕舞い売りに押される展開となり、後場も冴えない始まりとなった。戻りかけては売られるということで徐々に上げ幅を縮小となったが、売り急ぐことでもなく、その後も値持ちがよかったことから引けを意識する時間帯からは売っては買い戻すという状況で結局高値引けとなった。

小型銘柄も前日の反動から堅調なものが多く、マザーズ指数やグロース指数は大幅高となった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られ、指数を動かす場面はあったが、特に断続的な動きとならず方向感はみられなかった。

節目とみられる32,000円を超えて来たが、特に何がどうしたということでもなく、目先の需給要因と買われすぎ銘柄の修正安が一服となったことや売られすぎ銘柄の買い直しで指数を押し上げたということだろう。

積極的に買い上がるようなことでもないのだが、持高調整の売りが一巡となった感もあり、保ち合い相場継続のなかでの戻り相場ということなのだろう。買われすぎ銘柄は上値も重いのだろうが、売られすぎ銘柄で指数は下支えとなるのではないかと思う。

テクニカル分析

日経平均

戻りを試す動きとなった。ほぼ丸坊主の陽線ということで堅調なのだが、75日移動平均線を抜け切ったということでもなく、ここで上値も重くなるのだと思う。上値の重さが嫌気されるかどうか、明日の動きにかかっているのだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。