日経平均 | 32,710.62円 △91.28円 |
為替 | 1ドル=145.55円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 13億7,352万株 |
売買代金 | 3兆2854億61百万円 |
値上り銘柄数 | 1,452銘柄 |
値下り銘柄数 | 332銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 121.62% |
市況概況
売り先行となるも月初の買いが入り堅調
米国株はまちまちとなり、前日までの上昇の反動もあって夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られたことから本日の日本市場は売り先行となった。
それでも寄り付きの売りが一巡となった後は月初の買いが見られ、買戻しを急ぐ動きなどもあって堅調な展開となった。さすがに節目の一つと見られる32,800円を上回る場面では上値も重くなったが、大きく崩れることもなく値持ちの良い展開で前場の取引を終えた。
昼の時間帯には週末の手仕舞い売りも見られ、上げ幅縮小となり、後場に入ると日経平均は32,800円を割り込んでの始まりとなった。月初の買いが続いて戻り欠ける場面もあったのだが、32,800円を超えると売られるということで上値は重くなった。と言っても売り急ぐ動きも見られず、指数は小動きとなったが、最後は手仕舞い売りに押され堅調ながら後場の安値引けとなった。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く、総じて軟調だった。マザーズ指数やグロース指数は終始冴えない展開だった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られるものの週末の持高調整の売り買いが中心と見られ、大きく指数を動かすようなこともなかった。
節目の一つとみられる32,80円水準では上値も重く、上値の重さを嫌気するような動きも見られた。指数に影響の大きな買われすぎ銘柄は売り買いが拮抗している感じで方向感はなく、割安感が強い銘柄などが買われた。
月初の買い意外は買い気に乏しく、戻り売りに押されるものも多かった感じがする。積極的に買い上がる材料にも乏しく、上がれば売られ、下がれば買われるというような相場が続くのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
雲を抜けた形で、今後は雲のサポートを確認しながら強含みに推移できるかどうかということになる。月初の買いが終わり、一気に雲の中に突っ込むようなことになれば、再度下値を試すことになるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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