日経平均 | 32,333.46円 △106.49円 |
為替 | 1ドル=146.21円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 14億0,912万株 |
売買代金 | 3兆3061億86百万円 |
値上り銘柄数 | 1,004銘柄 |
値下り銘柄数 | 741銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 114.23% |
市況概況
買い先行となるも上値の重さを確認する形に
米国株が高く夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったことから、本日の日本市場は買い先行となった。寄り付きの買いが一巡となった後はいったん手仕舞い売りに押されたものの、すぐに切り返し、節目と見られる32,500円を超える場面も見られた。ただ、さすがに32,500円を超えると戻り売りも多く上値の重い展開となった。
昼の時間帯には特に動きは見られず、後場も32,500円の節目を割り込んでの始まりとなった。32,500円を超えると売られるという状況で上値の重さが確認されると手仕舞い売りに押されてじり安となった。
最後は買い戻しも入り再度戻して終わったが、上値の重さが確認された形となった。積極的に買い上がる動きも限られ、買戻しが一巡となると売られるというような展開なのだろう。中国の景気後退懸念や米国の金利上昇懸念も根強く、買い切れないということだ。
小型銘柄は朝方から売り先行となり、冴えないものが多くなった。買戻し一巡となったものから手仕舞い売りに押されてマザーズ指数やグロース指数は大幅安となった。先物も買戻しが一巡となると上値を買い上がる動きは見られず、下がるから売るというような動きも垣間見られ、指数を下押す要因にもなった。
昨日は32,000円を超えると上値が重いという感じになり、本日は32,500円を超えると買えないという状況であり、あくまでもここのところの戻り相場も買い戻しが主体で買われすぎ銘柄が買われ、割安銘柄が下支えするという展開になっている。
ここからは割安銘柄買いの日経平均に影響の大きな割高銘柄売りというようなスタンスで考えれば良いのではないかと思う。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線や基準線を抜けたものの、雲の上限(先行スパン1)に上値を押さえられた形だ。25日移動平均線や基準線が下落となるところでもあり、再度調整となるのではないかと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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