日経平均 | 32,169.99円 △545.71円 |
為替 | 1ドル=146.35円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 11億5,324万株 |
売買代金 | 2兆8936億79百万円 |
値上り銘柄数 | 1,508銘柄 |
値下り銘柄数 | 276銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 117.03% |
市況概況
米国株高を受けて買いが先行、中国の株価対策もあって大幅高
週末の米国株が堅調となったことや前日の大幅下落の反動から買い先行となった。
寄り付きの買いが一巡となった後は上値の重さも見られ、上げ幅縮小となる場面もあったのだが、中国の株価対策などが見られて香港市場が大幅高となったことなどが好感されて買われ、大幅高となった。指数に影響の大きな銘柄の買い戻しを急ぐ動きもあり、日経平均はほぼ高値での引けとなった。
昼の時間帯はさすがに上値の重さも見られ、後場も堅調な始まりとなった。
それでもさすがに買い上がる動きも見られず、指数は小動きだった。特に材料があったということでもないのだが、中国の景気後退や日本製品の不買などがみられ、懸念材料も多いのだが特に売り急ぐということでもなかった。結局最後まで値持ちの良い展開が続き上値の節目である32,200円を試すように大幅高となった。
小型銘柄も堅調なものが多かったが手仕舞い売りに上値を押さえられるものも多く、マザーズ指数やグロース指数は堅調ながらも上値は限られた。先物はまとまった売り買いは少なく、指数を大きく動かす場面もあまりなかった持高調整の売り買いが中心という感じで上がれば売り、下がれば買いという展開になった。
大幅下落の後の大幅高、特に指数に影響の大きな銘柄だけで右往左往しているという感じだ。総じて見ると堅調なものも多いのだが、まだまだ波乱含みで大きな範囲での右往左往が見られると思う。
割安銘柄の値持ちの良さも目立っており、買われすぎ銘柄の修正安、そして買い戻しで指数が右往左往するだけの相場ということなのだろう。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線や基準線と75日移動平均線が収斂しているところで上値を押さえられている。ここを上に抜けるかどうかということだが、このあたりで上値が重くなると再度下値を試すことになるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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