日経平均 | 32,226.97円 △56.98円 |
為替 | 1ドル=146.38円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 12億5,096万株 |
売買代金 | 2兆7805億65百万円 |
値上り銘柄数 | 1,222銘柄 |
値下り銘柄数 | 538銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 114.23% |
市況概況
本日も買い先行となったが、買いが続かず冴えない展開
米国株が堅調となったことなどもあり、本日の日本市場も買い先行となった。寄り付きの買いが一巡となった後も値持ちは良かったが、改めて上値の重さが確認されると手仕舞い売りに押されて上げ幅を縮小となった。それでも昨日の終値を意識すると下げ渋り、買い戻しも入って堅調な展開だった。
昼の時間帯も特に動きは見られず、後場も方向感に乏しい展開となった。戻りを試すも大きく上昇するでもなく、値持ちは良いものの買い気には乏しいという感じだった。引けを意識する時間帯からは手仕舞い売りも嵩み、買戻し一巡となったものから売り直されるということで32,200円まで下落したが、最後は買い戻しもあり、安値圏での引けとなったが、結局は小動きだった。
小型銘柄は目先の幕間つなぎ的に物色されるものも見られ、総じて堅調だった。マザーズ指数やグロース指数は大幅高となった。先物はまとまった売り買いも少なく、指数を動かす場面もあまりなく、上がれば売られ、下がれば買われるということで方向感に乏しかった。
32,000円台に乗せると上値も重いという感じで閑散小動きという雰囲気になった。昨日の上昇もあくまでも下落の反動であり、買戻しが主体と思われ、戻り売りに押されるものが多くなると途端に売り急ぐような動きも出てくる。積極的に買い上がる材料があるということでもないので空売りが積み上がらなければ上値も重いということのなのだろう。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線と75日移動平均線が収斂しているところにまさに挟まって、狭い範囲での動きとなっている。25日移動平均線は下落が続き75日移動平均線は上昇が続くので、この上下逆転した範囲をどちらに抜けるかということなのだが、25日移動平均線に上値を押さえられながら雲の下限水準まで調整となるのではないかと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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