日経平均 | 32,371.90円 △56.85円 |
為替 | 1ドル=149.10円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 16億3,346万株 |
売買代金 | 3兆9250億00百万円 |
値上り銘柄数 | 1,314銘柄 |
値下り銘柄数 | 477銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 132.97% |
市況概況
米国株安を受けて売られ一時32,000円を割り込む
米国株が大幅下落となったことを受けて売り先行となった。寄り付きの売りが一巡となった後も買い手掛かりに乏しい中で下値を試す動きとなり、日経平均は一時32,000円を割り込む場面も見られた。
ただ、さすがに32,000円を割り込むと買戻しを急ぐ動きなどもあり、配当や株主優待狙いの買いや期末要因での買戻しも見られて下げ渋りとなった。
昼の時間帯も買戻しなどが見られて値持ちはよく、後場に入ると上値の節目と見られる32,200円を試す動きとなった。いったん上値は重くなったものの32,200円を超えて上値は重いながらも下げ渋る動きだった。
それでも期末要因での持高調整の買戻しなどもあって堅調な地合いが続き、最後も買いが入り高値引け、前日の終値を上回っての引けとなった。
小型銘柄も持高調整の買戻しなども見られて総じて堅調となった。ただ、買い急ぐような動きもなく、マザーズ指数やグロース指数は堅調ながらも上値は限られた。先物も現物との持高調整での売り買いが中心と見られ、まとまった売り買いで指数を大きく動かすこともなく、方向感に乏しい展開だった。
下げ渋りとなったものの、期末要因もあって冴えない展開となった。それでも明日以降はウエイト調整の売りも終わり、32,000円を保てれば買戻しなども見られて戻りを試す動きになるのではないかと思う。
月末の持高調整の売りも月初の買い期待や値ごろ感からの買戻しなどで下支えされるのではないかと思う。ただ、日経平均に寄与度の大きな買われすぎ銘柄は上値の重い展開が続くと思う。
テクニカル分析
日経平均
一目均衡表の雲を割り込み、今度は雲が上値と言うような雰囲気になってきた。再度25日移動平均線や基準線、75日移動平均線や雲の上限(先行スパン2)動きなのだろうが、配当落ちもあり上値の重い展開が続くのだと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。