日経平均 | 31,759.88円 ▼97.74円 |
為替 | 1ドル=149.65円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 16億0,848万株 |
売買代金 | 3兆7015億03百万円 |
値上り銘柄数 | 515銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,266銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 118.56% |
市況概況
買い先行も手仕舞い売りに押されて冴えない展開
米国株はまちまちで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も冴えない展開だったのだが、米国の政府機関の閉鎖が免れたことから買い先行となった。
大きく買いが先行し日経平均も32,200円の節目を抜けて大きく上昇、月初の買い期待もあって一時32,400円まで上昇となった。ただ、買い一巡後は戻り売り圧力も強く、上値の重い展開となった。
昼の時間帯は先物が手仕舞い売りに押され、後場は節目と見られる32,300円を下回っての始まりとなった。上値の重さを嫌気するような動きから先物にまとまった売りが出ると一斉に売られ、32,000円の節目を割り込んでいったん売られると戻れば売りという状況で一気に先週末の終値を下回り、再度下値を試す動きとなった。
さすがに31,800円水準ではいったん下げ渋りとなったもの、月初の買いに売り向かう動きは止まらず安値引けとなった。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く総じて軟調、マザーズ指数やグロース指数は大幅安となった。先物はまとまった売りが散発的に見られるという状況で買戻し一巡後は指数を下押す要因となった。下がるから売る、売るから下がるというような感じで指数を下押す場面が多かった。
大きく上昇して戻りを試す動きから始まったものの一気に調整となった。特に何があったということでもなく、金融緩和の終了などが嫌気されたということでもあり、目先の需給だけということだと思う。
再度底堅さを確認しての戻り相場が期待される。割安感が強い銘柄などの配当取り後の手仕舞い売りが一巡となると総じて底堅さが見られて買い直されることになるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
雲に上値を押さえられた形となった。遅行スパンがローソク足を下回る可能性が高くなったので、明日急騰しないと下値模索が継続ということになるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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