日経平均 | 31,237.94円 ▼521.94円 |
為替 | 1ドル=149.88円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 16億8,545万株 |
売買代金 | 3兆7181億42百万円 |
値上り銘柄数 | 159銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,663銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 118.56% |
市況概況
引き続き特に理由がないなかで売りが売りを呼ぶような展開から大幅安
米国株はまちまちとなったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られたこともあり、本日の日本市場は売り先行となった。寄り付きの売りが一巡となった後も指数先行で売り急ぐような展開となり、下値の節目の一つと見られる31,500円をあっさりと割り込みさらに31,300円水準までの下落となった。
さすがに31,300円を割り込むと買戻しが入るという状況だが特に材料がないなかで持高調整の売りに押された。月初の買いも期待されたが、下支えとならず下値模索となった。
昼の時間帯も特に買いが入るということでもなく、後場もさらに下値を試す始まりとなった。散発的にまとまった先物売りなどが見られることで買い急ぐ動きは見られず、総じて冴えない展開となった。
さらに31,300円を割り込んでも買いが入らないとなると31,200円まで一気に下落、さすがに31,200円を割り込むと買戻しも入ったが、戻りが鈍いとなると売り直される展開だった。最後は若干買戻しも見られたが大幅安で安値圏での引けとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く、総じて売り直された。マザーズ指数やグロース指数は大幅安となった。先物は散発的にまとまった仕掛け的な売りが出て指数を大きくした押す要因となった。目先の持高調整での売りと見られるが、下がるから売るというような感じでの売りだと思われる。
昨日に続いて月初の買いが期待されたものの見事に裏切られ、大幅安となった。特に売り急ぐ材料があったということでもないのだが、直近では値下がり銘柄数は一番多かった。持高調整の売り買いが見られるなかで下がるから売るというような目先的な売りも多く、総じて冴えない展開となっている。
ただ、一過性の持高調整と思われ、ここは買い場探しということで良いと思う。すぐに32,000円前後までは戻すことになるのだろう。指数に影響の大きな銘柄などの反発などは期待される。
テクニカル分析
日経平均
一気に下値を試す動きとなった。遅行スパンがローソク足を割り込んだことで三役逆転となったが移動平均線や基準線からの乖離も大きく、いったんは底堅さが見られ、すぐに雲までの戻りは見られると思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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