ホンダ2028年の製品化を目指す新型小型ビジネスジェット機の名称を発表
(画像=「Moto megane」より引用)

本田技研工業株式会社は、航空機事業子会社であるホンダ エアクラフト カンパニーが、新型小型ビジネスジェット機の名称を「HondaJet Echelon(ホンダジェット・エシュロン)」と命名したことを発表した。
「Echelon」とは「梯形編隊飛行」を意味し、航空機では高効率な空力性能を実現する飛行パターンとして、燃費や二酸化炭素排出量削減などに効果があると言われており、HondaJetの特長を表している。また、同時にフランス語で梯子の“段”の意味もあり、現在ではプレミアムカテゴリーを指す言葉として使われることから、HondaJetブランドの最上級モデルという意味を込めて命名された。同機は、あらゆる面で移動効率を高め、ライトジェット機より上位の機体カテゴリーと同等レベルの飛行体験を提供してくれ、独自の技術である主翼上面エンジン配置、自然層流翼型・ノーズ、コンポジット胴体をさらに進化させたことで、乗員・乗客合わせて最大11名の搭乗が可能となった。同社は、2028年の型式証明取得に向けた計画として、2026年の初飛行を目指し、今後も開発を進めていくとしている。

新型小型ビジネスジェット機の名称「HondaJet Echelon」を発表

~2026年の初テスト飛行と2028年の製品化を目指す~

Hondaの航空機事業子会社のホンダ エアクラフト カンパニー(本社:⽶国ノースカロライナ州グリーンズボロ市 取締役社⻑:山﨑 英人)は、現地時間2023年10月16日に以下を発表しましたので、その内容をご案内いたします。

Hondaの航空機事業子会社であるホンダ エアクラフト カンパニー(Honda Aircraft Company 以下、HACI)は、10月17日から19日まで米国ネバダ州ラスベガスにて開催されている世界最大のビジネス航空機ショー、2023 ビジネス アビエーション コンベンション アンド エキシビション(2023 NBAA-BACE)にて、新型小型ビジネスジェット機の名称「HondaJet Echelon(ホンダジェット・エシュロン)」を発表しました。会場では、HondaJet Echelonのモックアップモデルと現在販売しているHondaJet EliteⅡを展示し、HACIとして初めて2モデルの製品ラインアップを紹介する機会となりました。また、HACIはHondaJet Echelonの2028年の型式証明取得に向けた計画として、2026年の初飛行を目指し、今後開発を進めていきます。

HondaJet Echelonは、あらゆる面で移動効率を高め、ライトジェット機より上位の機体カテゴリーと同等レベルの飛行体験を提供します。Honda独自の技術である主翼上面エンジン配置、自然層流翼型・ノーズ、コンポジット胴体をさらに進化させたことで、乗員・乗客合わせて最大11名が搭乗できます。また、競合のライトジェット機※1より20%、上位カテゴリーの中型ジェット機※2に対しては40%※3以上燃費を向上させることで、ライトジェット機として世界で初めてノンストップでのアメリカ大陸横断を可能とします。客室においては、長距離飛行にも適した広いキャビン空間と優れた静粛性を実現し、快適で高効率な移動によるプレミアムなオーナーシップ体験を提供します。

※1最大離陸重量が12,500ポンド以上、20,000ポンド以下の双発エンジンを搭載した機体。HondaJet Elite II(ベリーライトジェット)の一つ上のカテゴリー
※2最大離陸重量が20,000ポンド以上、35,000ポンド以下の双発エンジンを搭載した機体
※3アメリカ大陸横断(ニューヨーク ― ロサンゼルス間)の飛行距離で比較した場合

名前の由来:「Echelon」とは「梯形編隊飛行」を意味し、航空機では高効率な空力性能を実現する飛行パターンとして、燃費や二酸化炭素排出量削減などに効果があると言われており、HondaJetの特長を表しています。また、同時にフランス語で梯子の“段”の意味もあり、現在ではプレミアムカテゴリーを指す言葉として使われることから、HondaJetブランドの最上級モデルという意味を込めて命名されました。

HACIは、HondaJet Echelonの製品化を決定し主要サプライヤーとの契約を締結したことを、2023年6月13日に発表しました。HondaJet Echelonの2028年の型式証明取得に向けた計画は以下の通りです。

HondaJet Echelon製品化に向けた計画

ホンダ2028年の製品化を目指す新型小型ビジネスジェット機の名称を発表
(画像=「Moto megane」より引用)

※日付は米国現地時間表記

なお、HACIは、今回の出展にあたりNBAA-BACEをより環境に配慮したイベントとすることを目指す、2023 NBAA-BACE Sustainability Pledge(サステナビリティ誓約書)に参加し、出展ブースでの廃棄物や使用エネルギーの削減など、持続可能な運営に取り組みます。また、NBAA-BACEまで機体を輸送するフライト時にSAFc(Sustainable Aviation Fuel Book and Claim)プログラムを活用しSAFを導入するなど、航空業界のカーボンニュートラルへの取り組みを進めていきます。

ホンダ エアクラフト カンパニー取締役社長 山﨑 英人のコメント

「HondaJet Echelonは、従来の小型ビジネスジェット機での移動の常識を覆し、航空業界に新たな価値を創造します。これまでに培ってきたHonda独自の先進技術のノウハウを生かし、時間や移動距離といった制約から人を解放し、持続可能な社会の実現と人々の生活の可能性を拡げる喜びを提供していきます。Hondaの夢見る『空のモビリティ』の実現に向けて一歩前進し、次なるステージへと進みます」

HondaJet Echelonの仕様

ホンダ2028年の製品化を目指す新型小型ビジネスジェット機の名称を発表
(画像=「Moto megane」より引用)

※目標性能

ホンダ エアクラフト カンパニー
(Honda Aircraft Company,LLC)概要

設立
2006年8月
出資形態
American Honda Motor Co., Inc. 100%出資
代表者
取締役社長 山﨑 英人(やまさき ひでと)
所在地
米国ノースカロライナ州グリーンズボロ市

リリース提供元:本田技研工業株式会社