本記事は、ひきた よしあき氏の著書『「何を話していいかわからない」がなくなる 雑談のコツ』(アスコム)の中から一部を抜粋・編集しています。

「何を話していいかわからない」がなくなる 雑談のコツ
(画像=naka/stock.adobe.com)

思った以上に、あなたは笑顔を作れていない

「感じをよくするなんて簡単じゃん!」
そう思った方もいらっしゃると思いますが、この感じのよさって意外と難しく、できていない人も多いです。

突然ですが、大人が1日に笑う回数は何回くらいだと思いますか?
たったの15回だそうです。ちなみに、子どもは1日平均400回笑うそうです
そう思うと、15回って少なすぎません? 思っている以上に、大人はしかめっ面をしているのです。

さらに、雑談が苦手な人ほど、無意識に「他人が怖いし緊張するから、人と会ったとき、相手にわかる形で避けたりする」といったことをほぼ自覚なくやってしまっています。

たとえば、

  • 沈黙の間が嫌で、気まずそうな顔をしている
  • 普段から「不機嫌そうに見える」顔で下ばかり見ている
  • 話すときに、視線を常に下や横にそらしている

といったようなこと、思いあたりませんか?

昔の私も、緊張のあまりにこうなっていたようです。
無意識のうちに出ている態度なので、それがまわりからどう見えているかまでは、自分でも気づけないものです。
本当は「もっと仲良くなりたい」「話したい」と思っているのに、気づけば「怖さ」のほうだけが表に出てしまっていたのです。

だからこそ、意識して、笑顔を作っていくことが重要なのです。

最初は作り笑いでも大丈夫。とにもかくにも、笑顔でいることが大切です。

こちらが笑顔でいれば、それを見た相手は安心して心を開いてくれる。こちらが冷たそうな表情をしていれば、相手は身構えてしまう。

笑顔は、相手から好感を勝ち取り、警戒心を解くための、手軽で効果のある武器なのです。

そうは言っても、笑顔が苦手、笑顔になろうとすると顔がひきつるという人もいるでしょう。笑顔を作るときのポイントは、感情とは別に、口角を鍛えて頬を上げること。

感情ではなく、筋肉を動かすかどうかの問題です。笑顔が苦手な人は、口角を上げることからはじめましょう。

まず、口角がどのくらい上がるかをチェック! 鏡を見ながら、ニッと笑った顔をしてみてください。思っていた以上にきついはず。日ごろ、いかに頬などの筋肉を使っていないかがわかります。

まずは、朝に髪をセットするときなど、鏡を見るついでに、口角を上げて笑う練習をしましょう。繰り返すうちに頬などの筋肉が鍛えられて、自然と笑顔が作りやすくなります。

人は、誰かと一緒だと30倍も笑いやすくなるそうです。雑談はまさにこの環境にあります。人と会うときは、まずは「口角を上げる」ことを基本の表情にしましょう。

「何を話していいかわからない」がなくなる 雑談のコツ
(画像=「何を話していいかわからない」がなくなる 雑談のコツ)
「何を話していいかわからない」がなくなる 雑談のコツ
ひきた よしあき
コミュニケーションコンサルタント。
スピーチライター。
1984年生まれ。早稲田大学法学部卒業。
博報堂クリエイティブディレクター/スピーチライターとして活躍。その後、独立し、「言葉のプロ」として教育・講義・オンライン講座で幅広く活躍。
大阪芸術大学客員教授、早稲田大学招聘講師として教壇に立ち、「はじめて『わかった!』と心の底から思えた講義」「一生ものの考える力が身につく」と学生から支持を集める。さらに、社会人向けオンライン学習コミュニティ「Schoo」では毎回約2万人が事前予約するほどの人気を誇る。
著書に『5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本』(大和出版)、『大勢の中のあなたへ』(朝日学生新聞社)、『トイレでハッピーになる366の言葉』(主婦の友社)など、累計28万部を突破している。

※画像をクリックするとAmazonに飛びます。
「何を話していいかわからない」がなくなる 雑談のコツ
  1. 何を話すかじゃない、どう反応するかで雑談は続く
  2. ネタがない人へ、日常をみやげ話に変えるメモ習慣
  3. コンビニで変わる、知らない人にあいさつするだけで自信がつく
  4. 雑談が苦手なら笑顔から、相手の警戒心がほどける
  5. 話題ゼロでも大丈夫、観察+感情で雑談が回り出す
  6. 雑談は質問で回る、会話のトスを上げ続ける6つの切り口
  7. 雑談を切り上げたいのに切れない! 相手の機嫌を損ねない終わらせ方
ZUU online library
(※画像をクリックするとZUU online libraryに飛びます)