Salesforceからの帳票出力をしたいと考えたときに利用を検討されるツールのひとつに「SVF Cloud for Salesforce」があります。

本記事では、SVF Cloud for Salesforceの基本知識から帳票出力方法、利用するメリット、費用などをくわしく解説します。

目次

  1. SVF Cloud for Salesforceの基本知識
  2. SVF Cloud for Salesforceの費用
  3. SVF Cloud for Salesforceの帳票出力方法
  4. SVF Cloud for Salesforceを利用するメリット
  5. SVF Cloud for Salesforceの導入プロセス
  6. まとめ

SVF Cloud for Salesforceの基本知識

SVF Cloud for Salesforceの費用はいくら?使用するメリットとともに解説
(画像=Tomasz/stock.adobe.com)

SVF Cloud for Salesforceは、Salesforceのデータを利用してビジネス分析を行うためのプラットフォームです。これにより、顧客データ、商談データ、マーケティングデータなどを収集し、整理し、分析することができます。その結果、顧客の動向や、マーケティングの有効性などを把握し、ビジネス上の意思決定を行うためのデータを提供します。

SVF Cloud for Salesforceには、様々な機能があります。例えば、以下の5つの機能があります。

  • データ収集: Salesforce上のデータを収集し、SVF Cloud for Salesforceに転送する。
  • データ整理: 収集したデータを整理し、分析に適した形式に変換する。
  • データ分析: 整理したデータを分析し、顧客の動向やマーケティングの有効性などを把握する。
  • レポート作成: 分析結果をもとに、レポートを作成する。
  • ダッシュボード作成: レポートをもとに、ダッシュボードを作成し、データを可視化する。

これらの機能を使って、Salesforceのデータを活用して、ビジネス上の意思決定を行うことができます。

SVF Cloud for Salesforceを提供するウイングアーク1st株式会社の会社概要は以下の通りです。

商号ウイングアーク1st株式会社
(英文表記:WingArc1st Inc.)
所在地【本社】所在地【本社】
〒106-0032
東京都港区六本木三丁目2番1号 六本木グランドタワー
地図はこちら
大代表
TEL:03-5962-7400
FAX:03-5962-7401
営業代表
TEL:03-5962-7300
FAX:03-5962-7301
創業2004年3月
資本金10億8,400万円(2022年2月末現在)
役員・取締役会長 内野 弘幸
・代表取締役 社長執行役員CEO 田中 潤
・取締役 執行役員事業統括担当 兼 CTO 島澤 甲
・取締役 執行役員CFO 藤本 泰輔
・社外取締役 山澤 光太郎
・社外取締役 堀内 真人
・社外取締役 矢島 孝應
・社外取締役 石黒 不二代
・社外取締役 岡田 俊輔
・常勤監査役 岩下 成規
・社外監査役 大江 修子
・社外監査役 浅枝 芳隆
・執行役員 森脇 匡紀
・執行役員 吉田 善幸
・執行役員 久我 温紀
・執行役員 大澤 重雄
・執行役員 満岡 明弘
・執行役員 名護屋 豊
・執行役員 崎本 高広
従業員数連結717人/単体623人(2022年2月末現在)
主要取引金融機関三菱UFJ銀行 りそな銀行 みずほ銀行 三井住友銀行 三菱UFJ信託銀行
主要加盟団体一般社団法人日本経済団体連合会

SVF Cloud for Salesforceの費用

SVF Cloud for Salesforceの料金体系は、初期費用+月額料金です。

詳細な価格表については以下からダウンロード可能です。
https://pg.wingarc.com/mkto-form-1288A1.html

SVF Cloud for Salesforceの帳票出力方法

SVF Cloud for Salesforceでの帳票出力方法は以下の通りです。

  1. 帳票レイアウトを作成する
  2. Sandbox環境でSVFボタンの設定をする
  3. Sandbox環境でページに印刷ボタンを配置する
  4. Sandbox環境で印刷ボタンの動作を確認する
  5. Sandbox環境のSVFボタンを本番環境にリリースする
  6. 本番環境で印刷ボタンを作成する
  7. 本番環境でページに印刷ボタンを配置する
  8. 本番環境で帳票を出力する

詳細については、公式のマニュアルをご確認ください。
https://repo.svfcloud.com/manual/release/ja/manager/scmguid/ja/892129.html

SVF Cloud for Salesforceを利用するメリット

SVF Cloud for Salesforceを利用するメリットとしては次の3点が挙げられます。

  • データの転記ミス・入力ミスが発生しない
  • 業務担当者が自由に帳票を設計・カスタマイズできる
  • 時間・人的労力などのコスト削減

一つずつ解説します。

データの転記ミス・入力ミスが発生しない

SVF Cloud for Salesforceは、データ入力やデータ転記のミスを最小限に抑えることができるため、大きなメリットとなります。ミスを防ぐ仕組みは以下の通りです。

  • 自動入力: SVF Cloud for Salesforceには、自動入力機能があります。これにより、人手による入力ミスを減らすことができます。
  • バリデーション: SVF Cloud for Salesforceには、データ入力時のバリデーション機能があります。これにより、入力されたデータが不正な値であった場合には、エラーメッセージを表示し、正しい値を入力するよう促すことができます。
  • データ転記の自動化: SVF Cloud for Salesforceには、データ転記の自動化機能があります。これにより、人手によるデータ転記ミスを最小限に抑えることができます。
  • ログ管理: SVF Cloud for Salesforceには、データ入力やデータ転記のログ管理機能があります。これにより、データ入力やデータ転記のミスが発生した場合には、そのミスが発生した箇所を特定することができます。

このように、SVF Cloud for Salesforceを利用することで、データ入力やデータ転記のミスを最小限に抑えることができるため、データの信頼性が高くなり、ビジネスにおいての信頼性が向上することができます。

業務担当者が自由に帳票を設計・カスタマイズできる

SVF Cloud for Salesforceは、業務担当者が自由に帳票を設計・カスタマイズできるため、大きなメリットとなります。

担当者が自由に設定できるものとして次の4つが挙げられます。

  • テンプレートのカスタマイズ: SVF Cloud for Salesforceには、既存のテンプレートをカスタマイズする機能があります。これにより、業務担当者が自身のニーズに合わせて、帳票をカスタマイズすることができます。
  • フォーマットの変更: SVF Cloud for Salesforceには、帳票のフォーマットを変更する機能があります。これにより、業務担当者が自身のニーズに合わせて、帳票のフォーマットを変更することができます。
  • レイアウトのカスタマイズ: SVF Cloud for Salesforceには、帳票のレイアウトをカスタマイズする機能があります。これにより、業務担当者が自身のニーズに合わせて、帳票のレイアウトをカスタマイズすることができます。
  • インテグレーション: SVF Cloud for Salesforceには、他のアプリケーションとのインテグレーションが可能です。これにより、業務担当者が自身のニーズに合わせて、帳票を統合することができます。

上記のように、SVF Cloud for Salesforceを利用することで、業務担当者が自由に帳票を設計・カスタマイズできるため、ビジネスにおいてのニーズに合わせた帳票を作成することができます。

時間・人的労力などのコスト削減

SVF Cloud for Salesforceを利用することで、時間・人的労力などのコスト削減が可能です。

コスト削減の理由として次の4点が挙げられます。

  • オートメーション: SVF Cloud for Salesforceには、帳票作成やデータ入力などの作業をオートメーションする機能があります。これにより、手作業によるミスや時間の無駄を削減することができます。
  • データ共有: SVF Cloud for Salesforceはクラウドベースのシステムであり、データはリアルタイムで共有されます。これにより、業務担当者間でのデータの共有や、業務の調整がスムーズに行うことができ、人的労力を削減することができます。
  • カスタマイズ性: SVF Cloud for Salesforceは業務担当者が自由に帳票を設計・カスタマイズできるため、ビジネスにおいてのニーズに合わせた帳票を作成することができます。これにより、業務効率の向上やコストの削減などのメリットが期待できます。
  • リアルタイムのレポート: SVF Cloud for Salesforceはリアルタイムでのデータ収集や分析が可能であるため、常に最新のデータに基づいたレポートを作成することができます。これにより、業務のスピードアップや、業務の質の向上が期待できます

上記のように、SVF Cloud for Salesforceを利用することで、時間・人的労力などのコスト削減が可能です。

SVF Cloud for Salesforceの導入プロセス

SVF Cloud for Salesforceの導入プロセスは以下のようになります。

  • ステップ①評価と計画:最初のステップは、現在のシステムとプロセスを評価し、ビジネスのニーズと要件を明確にすることです。
  • ステップ②構成とカスタマイズ:次に、SVF Cloud for Salesforceをビジネスの要件に合わせて構成・カスタマイズします。これには、ユーザーインターフェイスのカスタマイズやレポートテンプレートの設定などが含まれます。
  • ステップ③データ移行:既存のデータをSVF Cloud for Salesforceに移行します。
  • ステップ④ユーザー訓練:システムが構成・カスタマイズされた後、ユーザーに対して訓練を提供します。これにより、すべてのユーザーがシステムを効果的に使用できるようになります。
  • ステップ⑤導入テスト:システムが正常に動作することを確認するため、導入テストを実施します。
  • ステップ⑥導入:最終的に、SVF Cloud for Salesforceを導入してビジネスに適用します。

このような手順に従って導入することで、SVF Cloud for Salesforceを効果的に導入することができます。

まとめ

本記事では、SVF Cloud for Salesforceの基本知識から帳票出力方法、利用するメリット、費用などについて解説しました。

自社営業DXの推進にぜひお役立てください。

(提供:Koto Online