日経平均 | 32,708.48円 △758.59円 |
為替 | 1ドル=149.54円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 21億1,733万株 |
売買代金 | 5兆1756億49百万円 |
値上り銘柄数 | 1,260銘柄 |
値下り銘柄数 | 372銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 93.35% |
市況概況
連休中の米国株が暴騰したことから大幅高
連休中の米国株が暴騰したことから本日の日本市場は連休前に続いて急騰となった。特に買い上がる材料が出たということでもないのだが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく買われていたことから総じて堅調な展開となった。
買戻しを急ぐ動きなども見られ、買い気配から始まる銘柄も多く、指数先行ではあるものの大きな上昇となった。寄り付きの買いが一巡となった後も値持ちが良いことから買戻しなども見られて上値を試す展開となった。
昼の時間帯は特に動きは見られなかったが、さすがに手仕舞い売りも多く上値の重い展開となった。後場も前場の終値を下回って始まったものの引き続き堅調な展開で値持ちの良さを好感しては買い戻しが入って指数が押し上げられるという状況だった。
さすがに急騰に次ぐ急騰ということで上値も重く、引けを意識する時間帯には手仕舞い売りに押されて上げ幅を若干縮小する場面もあった。最後は目先的な過熱感もあり、月初の買いも終わるのだろうが、それでも値持ちの良い展開が続き、32,700円台で高値圏での引けとなった。
小型銘柄も総じて堅調で本日から名称が変わったグロース250指数(旧マザーズ総合指数)も大幅高となった。先物は朝方はまとまった買いも見られたが、その後は指数に連れて買いが入るという状況で下支えにはなったが、指数を押し上げるということでもなく、午後になると手仕舞い売りも多かった。指数に影響するほどの動きは見られなかった。
特に材料があるわけでもないなかで大きな上昇が続いている。過熱感は強く、いったんはここで上値も重くなると思う。32,000円台固めというように下値を試すことになるのだろうし、まだまだ右往左往しながら落ち着かない相場となりそうだ。決算発表に個別に反応することで好決算で買われたものなどは手仕舞い売りに押されることになると思う。
テクニカル分析
日経平均
一目均衡表の雲まで一気に上昇となった。雲を抜けて、25日移動平均線や基準線、75日移動平均線も一気に抜けてきたのだが、今度は逆に雲に上値を押さえられて、75日移動平均線や基準線、25日移動平均線などを試すことになるのだろう。
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当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。