日経平均 | 32,271.82円 ▼436.66円 |
為替 | 1ドル=150.31円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 16億8,007万株 |
売買代金 | 3兆9299億29百万円 |
値上り銘柄数 | 380銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,242銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 93.63% |
市況概況
ここまでの大幅高の反動から手仕舞い売りに押されて大幅安
米国株は上値が重いが堅調となったのだが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が一時大きく売られる場面も見られたことなどもあって、本日の日本市場は売り先行となった。
寄り付きの売りが一巡となった後も戻りが鈍く、32,600円まで届かずに手仕舞い売りに押されるという展開となった。その後も買いが入らないという状況で手仕舞い売りに押されてじり安となり、前場は安値引けとなった。
昼の時間帯も特に買い急ぐことでもなく、手仕舞い売りに押されて後場も安値を更新して始まり、心理的な節目と見られる32,500円どころか、前場の終値=安値を抜けないというような展開からさらに手仕舞い売りを急ぐ展開となった。
買い気に乏しい中で戻りが鈍いから売られるというような状況でじりじりと値を消すものが多く、結局最後まで買いは入らず安値圏での引けとなった。前日までの月初の買いも交えた急騰が一服となったことで手仕舞い売りが嵩んだものと思われる。
それでも小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものなども見られ、まちまちだった。グロース250指数や東京グロース市場指数はほぼ横這いだった。先物はまとまった売り買いも少なく、相場を主導するようなこともなかった。指数に連れてヘッジ売りや買戻しが入るという展開で方向感に乏しい展開だった。
特に材料があるわけでもないなかで急騰となり、特に材料があったということでもなく手仕舞い売りに押された。
上がるから買うという次は上がらないから売るということであり、ここで空売りが積み上がって来れば踏み上げとなるのだろうが、積み上がらないとさらに調整が長引くことになるのだろう。ここからは上がれば売られ、下がれば買われるという状況なのではないかと思う。
テクニカル分析
日経平均
雲に上値を押さえられた形となった。今度は窓埋めとなるか、75日移動平均線にサポートされるのかということになる。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。