日経平均 | 33,354.14円 ▼33.89円 |
為替 | 1ドル=147.81円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 14億4,741万株 |
売買代金 | 3兆5707億58百万円 |
値上り銘柄数 | 987銘柄 |
値下り銘柄数 | 623銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 112.78% |
市況概況
米国株は堅調だが上値の重い冴えない展開
米国株が堅調、特にナスダック指数は大幅高となったことから買い先行となった。ただ、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が特に買われるということでもなく、円高が進んだこともあって寄り付きこそ高かったものの手仕舞い売りに押される展開となった。
いったん下値の節目と見られる33,200円~300円水準まで下落して下値を試す動きとなり、その後は戻り歩調ではあったものの上値の重い展開となった。最後は方向感に乏しく、上がれば売られ、下がれば買われるという状況だった。
昼の時間帯には先物が買われる場面も見られたが、後場も冴えない始まりとなった。それでも後場の寄り付きの売り買いが一巡となった後は上値を試す場面もあった。
ただ、33,400円を超えると売られるという状況でもあり、売り急ぐ動きは見られないものの総じて冴えない展開が最後まで続いた。日経平均は指数に影響の大きな半導体関連銘柄で押し上げられた分、底堅さも見られたが総じて手仕舞い売りに押されるものが多くなった。
小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものも見られて高いものも多く、グロース株指数は大幅高だった。先物はまとまった売り買いも少なく、指数を大きく動かすような場面はほとんど見られなかった。上がれば売られ、下がれば買われるということで方向感に乏しく、下値模索となりそうだ。
保ち合い相場が続いているという感じだが、買い意欲は少ないような気がする。下がれば買いとなっているが、買戻しが中心と見られ、買戻し一巡となったものから売られるという状況にある。
円高を嫌気する動きも見られ、当面は上値の重い展開となり、ちょっとしたまとまった売りが出ると一気に下値を試すことになりそうだ。金利も下げ渋り感があり、戻す場面があっても上値は重いだろう。
テクニカル分析
日経平均
今日は下髭線となったが、保ち合いから抜け出せず、引き続きこの保ち合いを上に放れるか、下に放れるかという状況にある。いったんは移動平均線までの調整があってもおかしくはないと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。