日経平均 | 33,408.39円 ▼39.28円 |
為替 | 1ドル=148.26円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 13億8,354万株 |
売買代金 | 3兆3462億92百万円 |
値上り銘柄数 | 971銘柄 |
値下り銘柄数 | 635銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 117.20% |
市況概況
意外に値持ちの良い展開で下げ渋りだが冴えない展開
米国株が冴えない展開となったが夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が堅調だったことから本日も買い先行となった。
ただ、寄り付きの買いが一巡となった後は手仕舞い売りに押されて軟調となり、下値を試す動きとなった。節目の一つと見られる33,300円のところからは反発となり、33,400円を試すことになったが、33,400円を抜けずに軟調な展開が続いた。
昼の時間帯は特に動きは見られず、後場に入ってからも冴えない展開となったが、33,300円まで下がらないとなると買戻しを急ぐ動きなどもあり、今度は33,400円を超える水準まで戻した。昨日の終値を上回ると上値も重くなり、上値の重さを嫌気して再度売り直されたが、案外値持ちの良い展開で小幅安での引けとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものも見られたが、売り急ぐということでもなく、高安まちまちで指数自体の方向感は見られなかった。先物もまとまった売り買いはほとんど見られず、指数に連れて右往左往するだけという感じだった。結局は上がれば売られ、下がれば買われるということで方向感は見られなかった。
需給要因で指数が振らされているのだが、意外に下げ渋ったという感じだ。ファーストリテイリングだけということなのだが、空売りが積み上がれば下がらないという例を示した形となった。
ここからも空売りが積み上がれば買戻しで再度33,000円台後半まで上昇するのだろうが、指数に影響の大きな銘柄の空売りが減少すれば、下値を試すことになるのだろう。いずれにしても調整感が強まるものと思われる。
テクニカル分析
日経平均
今日も陰線となったことで「三羽烏」の形で下落の始まりという見方ができる。移動平均線までの調整ということになるのではないかと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。