日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 33,231.27円 ▼200.24円
為替 1ドル=146.81円
売買高(東証プライム、以下同) 13億9,002万株
売買代金 3兆3211億31百万円
値上り銘柄数 700銘柄
値下り銘柄数 908銘柄
騰落レシオ(25日) 121.64%

市況概況

月初の買いは今日も入っているのだろうが・・・円高を嫌気して冴えない展開

週末の米国株は堅調だったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が冴えない展開であったことに加え、週明けとなってからも円高が止まらず円高を嫌気する動きも見られて売り先行となった。

寄り付きの売りが一巡となったあとも買戻し一巡から売り直される銘柄も多く下値を試す展開となった。さすがに33,000円水準まで下落すると買戻しも入り、いったんは33,300円を回復する場面もあったが、結局は買い気に乏しく売り直されて冴えない展開となった。

昼の時間帯も先物の手仕舞い売りなどもあって冴えない展開となり、後場も売り先行となった。それでもいったん33,100円を下回るところで買戻しが入り、底堅さが確認されるとさらに買い直されるいう展開となった。それでも今度は33,300円まで戻らないと見ると売り直され、結局最後は節目の一つである、33,200円を割り込んでの引けとなった。

小型銘柄は幕間つなぎ的に値動きの軽いものが買われ総じて堅調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高となった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られたものの大きく方向づけることもなく、指数に連れて右往左往する形となった。

月初の買いも期待されたが、期待外れに終わり冴えない展開となった。外国人も売り越しに転じたという話題などもあって上値が重いと売られるという状況となっている。割高銘柄の修正安がまだまだ見られそうで少なくとも上値の重い展開が続くのだろう。空売りが積み上がらないとさらに下値を試す動きになるのだと思う。

テクニカル分析

日経平均

窓埋めに入ったという状況だ。先週末まで保ち合いとなった水準を下に放れそうな気配もあり、窓埋め水準まで調整となるのだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。