日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 33,431.51円 ▼55.38円
為替 1ドル=148.06円
売買高(東証プライム、以下同) 14億3,690万株
売買代金 3兆4666億96百万円
値上り銘柄数 761銘柄
値下り銘柄数 845銘柄
騰落レシオ(25日) 117.13%

市況概況

月初の買いは入っていたのだろうが冴えない展開

米国株はまちまちだったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったことや月初の買いも入り先行となった。

ただ、昨日既に大きく上昇していたことや米国で半導体関連銘柄が売られていたことなどもあり、寄り付きの買いが一巡となると手仕舞い売りに押されて下値を試す動きとなった。32,400円を割り込むと今度は月初の買いも見られて再度戻り歩調となり、昨日の終値を挟んで上がれば売り、下がれば買いと言うような展開だった。

昼の時間帯も若干買いものがちとなったが、後場は方向感に乏しい展開となった。33,500円を超えると売られ、33,400円台では下げ渋るという状況で指数の値幅も小さかった。

引けを意識する時間帯からは改めて上値の重さを確認して下げ幅を広げる場面もあったが、月初の買いが下支えとなり、下がれば反発となるような展開となった。総じて堅調だったのだが、指数に影響の大きな銘柄が売られただけの相場だった。TOPIXは一日を通して終始堅調な展開だった。

小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く冴えない展開となった。東証グロース株指数やグロース250指数は大幅安だった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られたものの、指数を大きく動かすことも方向づけることもなく、上がれば売り、下がれば買いというように方向感は見られなかった。

月末月初、そして週末ということで買戻し一巡となったものが売られ、売られていたものが買い戻されると言うような状況だった。

日経平均に寄与度の大きな銘柄が売られただけの相場ということでTOPIXは堅調、小型銘柄は手仕舞い売りに押された。月初の買いも見られたが、特に指数を押し上げることにはならなかった。上値の重さが改めて確認されたことでまだまだ日柄調整か値幅の調整が続くと言うことだろう。高値更新はまだ先になりそうだ。

テクニカル分析

日経平均

気迷い線となったが、33,500円での上値の重さが確認された形だ。移動平均線からの乖離が縮小するまでは上値の重い展開が続くのだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。