日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 33,321.22円 ▼87.17円
為替 1ドル=147.22円
売買高(東証プライム、以下同) 14億4,095万株
売買代金 3兆5441億01百万円
値上り銘柄数 565銘柄
値下り銘柄数 1,052銘柄
騰落レシオ(25日) 120.79%

市況概況

米国株は堅調だったが、円高などを嫌気して冴えない展開

米国株が堅調となり、米金利も低下したのだが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られたこともあり、本日の日本市場は売り先行となった。

寄り付きの売りが一巡となった後も買戻し一巡感から売られるものが多く、下値を試す動きとなった。下値の節目と見られる33,200円を割り込むと買戻しも入り、その後は戻り歩調となって今度は上値の節目と見られる33,500円を目指すような動きとなった。

昼の時間帯も値持ちは良く、後場に入っても売られないという状況から買い戻しを急ぐ動きも見られて33,500円を超える場面もあった。ただ、33,500円を抜けたということで戻りも一服となり、戻り一服となると再度売り直されてじり安となり、後場の安値圏での引けとなった。一応陽線ながらも上値は重く、上髭線となった。

小型銘柄は国産クラウドの話題から買われるものなども見られ大きく上昇するものが目立った。グロース株指数は大幅高となった。先物はまとまった売り買いも散発的に見られたが、大きく指数を動かすような場面も少なく、方向感に乏しい展開だった。

空売りが積み上がっているものから買い戻されるという踏み上げ相場も一段落となり、調整感が強まっている。下値の第一の目途となる33,200円~300円水準まで下落したことで、この水準で底堅さが見られればまた33,500円~600円あたりまでは戻すのだろう。33,200円を割り込むような展開になれば、一気に32,800円あたりまでの下落はあると思う。

テクニカル分析

日経平均

上髭線となり、底堅さも見られるがまだまだ移動平均線からの乖離も大きく調整が続くと思われる。戻り売りに押される展開になるのだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。