日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 33,140.47円 ▼535.47円
為替 1ドル=142.98円
売買高(東証プライム、以下同) 14億7,037万株
売買代金 3兆4482億44百万円
値上り銘柄数 294銘柄
値下り銘柄数 1,316銘柄
騰落レシオ(25日) 92.25%

市況概況

前日の大幅上昇の反動や米国株安、円高を受けて大幅下落

米国株も連騰が止まり、大きく下落したことを受けて夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られたことから本日の日本市場は売り先行となった。

前日の大幅高の反動もあり、寄り付きからの売りが一巡となった後も下げ幅を広げ、節目と見られる33,500円や33,200円も割り込む場面も見られ、総じて軟調だった。日銀の金融緩和継続も織り込まれて買戻し一巡となったものも多く、大きな下落となった。

昼の時間帯は若干戻りかける場面もあったがすぐに売り直され、後場もさらに冴えない展開となった。前場の安値水準では何とか下げ渋ったものの戻りも鈍く、日経平均は節目と見られる33,200円まで届かず大幅安、安値圏での引けとなった。買戻し一巡となった後は特に買い材料もないということで売り直されるものも多かったということだ。

小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く冴えない展開となった。前場は何とか値を保っていたものの後場になると売り直され、グロース250指数やグロース株指数は大幅安となった。先物はまとまった売り買いはそれほど多くなく、大きく下落する局面でも先物が主導するようなことはほとんどなかった。指数に連れて下がれば売りというような感じだった。

日銀の金融緩和継続も買戻しが一巡となると買い上がるだけの力はないということが証明された形だ。こうなると上値が重いとなると売り直される銘柄も多くなりそうで戻れば売りということになるのだろう。空売りが積み上がらなければ再度下値を試すことになると思う。指数に影響の大きな買われすぎ銘柄などを中心に冴えない展開が続くのだろう。

テクニカル分析

日経平均

窓埋めどころか、一気に25日移動平均線を下回った。基準線のサポートというよりは75日移動平均線や雲まで調整となるのだと思う。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。