日経平均 | 35,619.18円 ▼282.61円 |
為替 | 1ドル=146.18円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 16億5,700万株 |
売買代金 | 3兆9416億15百万円 |
値上り銘柄数 | 246銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,381銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 113.64% |
市況概況
さすがに手仕舞い売りに押されて冴えない展開
米国市場が休場となるなかで夜間取引の日経平均先物は堅調だったが、ここまでの急騰の反動などもあって寄り付きは堅調ながらも冴えない展開となった。
寄り付きの買いが一巡となった後は手仕舞い売りに押されて下値を試す動きとなり、35,600円を割り込む水準まで売られた。さすがに下げ渋りから買戻しも入ったが戻り切らず軟調な展開となった。
昼の時間帯は方向感は見られなかったが後場が始まると手仕舞い売りに押される展開となった。それでも前場の安値水準では下げ止まり、戻りは鈍かったものの売り急ぐようなことはなかった。結局最後まで戻り売りに押される形で冴えない展開が続き、上げ一服となった。いったん上げ一服となり、戻りば鈍いとなると売り直されて安値圏での引けとなった。
小型銘柄は堅調な場面もあったのだが、総じて手仕舞い売りに押されるものが多く、結局は冴えない展開となった。グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。
先物はまとまった買いはほとんど見られず、散発的に見られるまとまった売りに押される場面が多かった。特に方向感が見られたということでもないが、さすがに買い疲れ感からの手仕舞い売りも多く、指数を下押す要因となった。
さすがに上げ一服となったが、意外に下げ渋り感もあった。36,000円をつけたという達成感や買い戻し一巡感もあり、ここで空売りが積み上がらなければ35,500円や35,000円という節目までの下落も見られるだろう。いったん手詰まり感が出ると30数年来の高値圏にあるだけに手仕舞い売りを急ぐ動きも出て来るのではないかと思う。
テクニカル分析
日経平均
三空飛び上げの後の調整となった。当面の高値を付けたということで日柄と値幅の調整が始まったと言うことだろう。25日移動平均線までの調整は見られると思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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