日経平均 | 36,160.66円 ▼193.50円 |
為替 | 1ドル=148.42円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 20億0,644万株 |
売買代金 | 5兆0274億08百万円 |
値上り銘柄数 | 385銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,233銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 118.94% |
市況概況
米国株安を受けて売りが先行、好決算の発表もあり下げ渋り
米国株が軟調となったことや前日までの上昇の反動から売り先行となった。寄り付きの売りが一巡となった後も手仕舞い売りに押されるものが多く、下値を試す展開となった。
それでも36,000円を意識したところからは買戻しも入って下げ渋りとなった。半導体関連銘柄などは買戻しも交えて買われるものの、決算発表に反応して売られるものなどもあり、指数は冴えない展開となった。
昼の時間帯には先物に買戻しも見られ、後場に入ってからも底堅さが確認されて戻り歩調となった。昼休み時間中や後場に入ってから好調な決算の発表などもあって買戻しを急ぐ動きも見られた。ただ、積極的に買い上がるのは好決算銘柄だけということで売り直されるものも多く、買戻し一巡となると再度下値を試す動きになり、結局は日経平均もTOPIXも軟調だった。
小型銘柄は売られすぎということで買い直されるものも見られ総じて堅調だった。グロース250指数やグロース株指数は堅調だった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られたものの指数を大きく動かすでもなく、方向づけるでもなかった。上がれば売られ、下がれば買われるというような持高調整の売り買いが中心となっていたようだ。
米国株も上げ一服となった感もあり、改めて手仕舞い売りに押されるものも多かった。決算発表も本格化しているなかですでに買われていた銘柄に関しては織り込み済みということで好決算が発表されても上値が重く、買戻し一巡となると売り直されるものも見られた。
引き続き決算発表には反応するものの全体としてはまだまだ上値の重い展開となり、保ち合い相場ということで上がったものが売られ、下がったものが買われるような展開が続くのだろう。
テクニカル分析
日経平均
上値を確かめたので今度は下値を試すということだ。いったん25日移動平均線や基準線までの調整も見られると思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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