日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 36,354.16円 △196.14円
為替 1ドル=148.38円
売買高(東証プライム、以下同) 19億6,135万株
売買代金 4兆8295億55百万円
値上り銘柄数 1,106銘柄
値下り銘柄数 506銘柄
騰落レシオ(25日) 132.88%

市況概況

米国株高を受けて買い先行も意外に値持ちは良いが上値の重い展開

週末の米国株が大幅高となったことを受けて買い先行となった。円安を好感して輸出株などが買われて上値の節目と見られる36,300円を超え、36,500円を伺うような始まりとなった。

ただ、特に積極的に買い上がるような決算発表などが見られたということでもなく、寄り付きの買い戻しが一巡となると下値を試す動きとなった。さすがに先週末の終値を意識する水準では買戻しが見られて切り返し再度上値を試すような展開で前場の取引を終了した。

昼の時間帯には先物の買い戻しが見られたが、後場も堅調な始まりとなったものの相変わらず上値も重く、上げ幅を縮小しては戻り、戻しては売られるという状況で結局指数は小動きとなった。比較的値持ちはいいものの買い上がるようなこともなく、最後まで方向感も見られず堅調ながらも上値の重い展開となった。

小型銘柄は買われていない銘柄を探るような動きから総じて堅調となった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高だった。先物はまとまった売り買いはあまり見られず、指数に追随して動いているだということで方向感に乏しい展開だった。ヘッジの売り買いもさほど見られず、指数を動かすような場面はほとんど見られなかった。

米国株が高い割には上値が重いという印象だ。為替も円安となっており、決算発表も悪いものでもないのだが、決定的な材料もなく、サプライズとなるほどの決算発表も見られず、買戻しは入るが上値は買い上がらないという状況だ。まだまだ上値の重さを嫌気しては売られるような保ち合いが続くのだと思う。

テクニカル分析

日経平均

36,500円を意識して上値の重い展開となっている。25日移動平均線や基準線までの調整は見られるのだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。