日経平均 | 36,158.02円 △146.56円 |
為替 | 1ドル=146.36円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 18億6,197万株 |
売買代金 | 4兆6801億33百万円 |
値上り銘柄数 | 844銘柄 |
値下り銘柄数 | 759銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 130.60% |
市況概況
月買い先行で一時大幅高となるも買いが続かず上値は重い
米国株が大幅高となったことを受けて夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、本日の日本市場は買い先行となった。
寄り付きの買いが一巡となった後は手仕舞い売りに押されたが昨日の終値を意識する水準からは買戻しも入り今度はじり高となって上値を試す動きとなった。節目と見られる日経平均の36,300円を超え、36,400円台まで買われたが、さすがに上値も重く、値持ちは良いものの上値の重い展開で前場の取引を終えた。
昼の時間帯には手仕舞い売りに押される展開となり、後場も36,300円を下回って始まり、節目と見られる36,300円を超えると売られるという状況で上値が重く、上値の重さが嫌気されると手仕舞い売りに押され結局は「行って来い」というような展開となった。好調な決算発表などに反応するものの買いが長続きしないということで上値も重い、戻れば売りというような雰囲気になっている。
小型銘柄は売られすぎの修正から堅調なものも多かったのだが、上値は限られ、グロース250指数やグロース株指数は堅調ながらも上値は重いという状況だった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られ、指数を動かす場面もあったが、特に方向感が出るということでもなく、上がれば売られ下がれば買われる展開が続いた。
好調な決算や米国株高にも乗り切れないという感じだ。中国の景気後退懸念や金融緩和の終了リスクなどが上値を押さえるということなのだろう。好調な決算を発表しても買われすぎ銘柄はすでに織り込み済みということで買い上がるということでもなく、買いが一発で終了するケースなどもあり、総じて戻れば売りというような雰囲気になっている。当面は保ち合いが続くということなのだろう。
テクニカル分析
日経平均
31日の高値を抜ける場面もあったが、結局値持ちは悪く調整感が出ている。25日移動平均線までの調整は見られるのかもしれない。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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