日経平均 | 36,286.71円 △220.85円 |
為替 | 1ドル=147.74円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 18億1,370万株 |
売買代金 | 4兆5332億94百万円 |
値上り銘柄数 | 1,225銘柄 |
値下り銘柄数 | 400銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 138.17% |
市況概況
米国ハイテク銘柄への懸念はあるものの「月末の買い」で堅調
米国株はまちまちで日本市場も決算内容はまちまちという状況だったが、米国市場の引け後にハイテク銘柄の決算が発表され、時間外取引で売られたことから、総じて売り先行となった。
36,000円の節目を割り込んで始まった後も手仕舞い売りを急ぐ展開となり、一時大幅安となる場面もあった。ただ、日経平均に影響の大きな銘柄が先物主導で売られるなかで、月末の買いも見られて下げ渋るものも多かった。
昼の時間帯は若干買いもの勝ちで下げ渋り感が強く、後場に入ると「月末の買い」というような指数先行での買いが入り下げ幅を縮小、下がらないから買うというような買戻しも見られて指数が押し上げられ節目と見られる36,000円を超えてもまだ止まらず、堅調な展開となった。
好調な決算発表に加え、月初の買い期待、月末の持高調整での買いなどもあり、結局は堅調な地合いが続きほぼ高値での引けとなった。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く総じて軟調だった。グロース250指数やグロース株指数は軟調となった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られて指数を右往左往させる要因となった。午後になると買戻しを急ぐ動きも見られて指数を押し上げた。
米国株の決算などを意識して売り先行となったが、目先の需給要因で切り返すと言う展開となった。日本市場でも決算発表が本格化して決算に反応するものもあるのだが、それよりも目先の需給に振らされるということだ。
指数に影響の大きな銘柄次第ではあるのだが、とりあえずは月末・月初ということでの買いが入っているということなのだろう。月初の買いが一巡となった後は買われすぎ銘柄などから売られるのだろうし、買戻し一巡となれば再度下値を試すことになるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
36,000円を挟んでの保ち合いという状況だ。まだ移動平均線との乖離も大きく、少なくとも上値は重いと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。