日経平均 | 36,026.94円 △275.87円 |
為替 | 1ドル=148.02円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 14億6,365万株 |
売買代金 | 3兆9033億38百万円 |
値上り銘柄数 | 1,345銘柄 |
値下り銘柄数 | 277銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 131.14% |
市況概況
先週末の反動から堅調だが買われる銘柄も限られて上値も重い
週末の米国株はまちまちだったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が堅調だったことから本日の日本市場も買い先行となった。
寄り付きの買いが一巡となった後は36,000円を意識して上値も重かったのだが、指数先行で買いが入り一気に36,000円を超えて戻りを試す動きとなった。特に買い上がる材料があったということでもないのだが、月末・月初を意識した投資信託などの買いが入ったと言うことだと思う。
昼の時間帯も堅調な地合いが続き後場に入ると本日の高値を試す動きとなった。それでも前場の高値を抜けたところからは手仕舞い売りに押されてじり安となり、結局は36,000円を割り込場面も見られた、最後は買戻しも入り36,000円台で引けたが買い手不足ということでちょっとした売りに上値を押さえられると買い戻し一巡となったものから売られるということなのだろう。買戻し以外の買い手がいない状況では上値も重いのだと思う。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く、終始軟調なものが多かった。それでも売り急ぐということでもなく、グロース250指数やグロース株指数は軟調だったが、下値も限られた。先物はまとまった買いが散発的に見られて指数を押し上げる場面もあったが、後が続かず、逆にちょっとした売りに押されて下がり始めると戻れば売りと言うことで指数を下押す要因となった。
先週末の大幅下落の反動から堅調ではあったものの買い切れないという感じだ。買い手不足と言う状況でもあり、上値を買い上がる要因に乏しい中では決算発表に反応するのが精一杯ということなのだろう。
あとは好調な決算発表などで買われた銘柄の買いが長続きするのかどうかということになる。買戻し一巡となった後に再度空売りが積み上がればいい押し目と言うことになるのだが、逆に積み上がらないと最後の売り場となりかねない状況だ。
テクニカル分析
日経平均
36,000円水準が上値と言うような感じになっている。25日移動平均線あたりまでの調整が必要なのかもしれない。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。