日経平均 | 36,011.46円 ▼275.25円 |
為替 | 1ドル=146.86円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 18億8,502万株 |
売買代金 | 4兆5809億94百万円 |
値上り銘柄数 | 485銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,122銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 127.76% |
市況概況
月初の買いも入っていたのだろうが・・・米国株安を受けて軟調
米国株が大幅安となったことで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られ、本日の日本市場は売り先行となった。決算絡みで買い先行となる銘柄なども散見されたが、買われすぎ銘柄を中心に総じて売りが嵩み、節目と見られる36,000円水準まで下落して始まった。
その後は月初の買いも見られ買戻しを急ぐ動きから戻りを試す展開となったが、それでも指数に影響の大きな銘柄などが買われすぎから売られ、総じて軟調だった。それでも下げ渋り感もあり、36,000円を割り込むと買われ、抜けると売られる展開で指数は小動きとなった。
昼の時間帯も特に方向感はなく、後場に入ってからも36,000円水準での上値の重さが見られる一方で35,900円まで下がると買戻しも入るという状況で指数に方向感は見られなかった。
米国での利下げ期待があるものの、企業業績への懸念もあり、日本市場でも買われすぎ感が強い銘柄などもあり、上値の重さが気になるという状況だ、それでも最後は買戻しもあって何とか36,000円台を維持しての引けとなった。決算発表が出揃って買われすぎが改めて見直され、上値の重い展開が続くのだろう。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く、総じて軟調だった。グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物はまとまった売り買いも少なく、大きく指数を動かすことも方向感が見えるということでもなく上がれば売られ、下がれば買われると言う展開が続いた。積極的に買い上がるようなことも売りたたくようなこともなかった。
決算発表に素直に反応していると言えばそれまでだが、全体的に目先的な買われすぎ感が強いという感じだ。好決算を発表しても買いが長続きせず、芳しくない決算を発表すれば戻れば売りということでじり安となることが多い。36,000円絡みでの動きが続くのか、月初の買いが一巡となると手仕舞い売りに押されるということにもなりそうだ。
テクニカル分析
日経平均
昨日の値幅の中での動きで「はらみ足」となった。ちょうど36,000円が真ん中ということで「孕みは放れにつけ」ということで高値を抜ければ一段高、安値を割り込めば一段安となるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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