日経平均 | 36,863.28円 △743.36円 |
為替 | 1ドル=148.58円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 21億9,631万株 |
売買代金 | 5兆5622億63百万円 |
値上り銘柄数 | 585銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,013銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 112.05% |
市況概況
米国半導体株高を受けて半導体関連銘柄が急騰、日経平均は大幅高
米国株式市場で半導体関連銘柄が決算発表を受けて時間外取引で急騰、この流れを受けて本日の日本市場は買い先行となった。
寄り付きの買いが一巡となった後は上値の節目と見られる36,500円を意識して上値の重い展開となった。それでも値持ちの良い動きであったところに日銀副総裁の金融緩和の継続発言が伝えられて買い戻しを急ぐ動きになり、一気に上値を試す動きとなった。
昼の時間帯も先物の買戻しが続き、明日のオプションSQ(特別清算指数)算出に向けてのヘッジの先物買いなどもあり、後場に入ってからも上昇の勢いは止まらず値持ちの良い始まりとなったことから買戻しを急ぐ動きとなった。
それでもさすがに37,000円を意識するところでは上値も重く手仕舞い売りに押されて上げ幅縮小となった。ただ、売り急ぐ動きも限られ指数に影響の大きな銘柄の買いは続いて高値圏での引けとなった。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが目立ち総じて冴えない展開だった。グロース250指数やグロース株指数は小幅安となった。先物はまとまった買いが見られる場面もあり、指数を大きく押し上げる要因の一つとなった。明日のオプションSQに絡む買いも見られたようで終始買い優勢となった。
ここまで日経平均が大きく上昇したにも関わらず東証プライム市場では値上がり銘柄の数が値下がり銘柄の数より圧倒的に少なく、日経平均に影響の大きな銘柄だけが高かったという雰囲気だ。半導体関連銘柄などは決算も何も関係なく、上がるから買う、買うから上がるというような展開となっている。明日のSQ値決定以降は手仕舞い売りに押されるものが多くなるのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
37,000円を付けるような勢いで上値を試す動きとなった。まだ移動平均線からの乖離も大きく上値の重い展開が続くのだと思う。引き続き25日移動平均線や基準線までの調整はあると思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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